防災・減災ワーキンググループ:新型コロナウィルス対策の情報収集 東京都第2波調査

この第2派調査は、東京都で感染者状況の判断基準変更(6月30日)と新規感染者100名越えを起点に開始しました。

先ずは、新規感染者50名越えが連続して、慌てて変更された判断基準について、以下にNHKの特設サイト(こちら)などの情報を転載して、ご紹介します。

また、このコーナーでは、この判断基準での東京都からの報告を継続して、最下部に追加していきますので、継続して、ご覧ください。毎日の増加数とエリア(区市部)別の感染者増加数は、こちらで継続して、報告しています。

東京都は新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、見直しを進めてきた新たなモニタリング項目を取りまとめました。感染状況や医療体制を専門家に分析してもらい、都が評価して注意喚起するかどうかを判断するということです。一方、新たなモニタリング項目には、都民に警戒を呼びかける基準となる数値は設けられませんでした。

〇「感染状況」のモニタリング項目は3つあります。

*新たな感染者数、
*東京消防庁の電話相談窓口「#7119」に寄せられた発熱などの相談件数、
*新たな感染者のうち、感染経路が分からない人の数と増加比率です。

いずれも1週間の平均で算出します。(いままでは、1週間の平均でなく、その日の報告実数です)

消防に寄せられた相談件数と、感染経路が分からない人の数と増加比率は、潜在的な感染の広がりや市中での感染を分析するため今回、新たに設けられました。

〇「医療体制」のモニタリング項目は

*PCR検査と抗原検査の陽性率、
*救急医療の「東京ルール」の適用件数、
*入院患者の数、
*重症患者の数の4つです。

陽性率と、「東京ルール」の適用件数は1週間の平均で算出します。
このうち「東京ルール」の適用件数は、複数の医療機関に救急患者の受け入れを要請したものの搬送先が見つからなかったり、搬送先を決めるのに時間がかかったりした件数です。
医療機関の受け入れ体制のひっ迫の度合いを推し量る数値として今回、新たに盛り込まれました。このほか、新たな感染者の年齢別の発生状況なども参考にするということです。

都は、医師や感染症の専門家に、これら7項目の数値を、前の週や、緊急事態宣言が出されていた期間中の最大値と比較しながら分析してもらうということです。

<「東京ルール」の詳細説明>救急搬送時の「東京ルール」とは

東京都は、救急患者が病院に受け入れを断られるケースを減らすため、消防の救急隊の代わりに地域の中核病院などが搬送先を探す「東京ルール」と呼ばれる仕組みを運用しています。
具体的には、救急隊が5か所以上の医療機関に受け入れを断られたり、20分以上搬送先が決まらなかったりした場合、都内の12の地域ごとに指定された中核病院や東京消防庁に常駐するコーディネーターが搬送先を探す仕組みで、11年前から導入されています。
都によりますと、この東京ルールに当てはまるケースは、新型コロナウイルスの感染の確認が急増したことし4月は2365件で、去年の同じ時期のおよそ4倍に増えました。さらに5月も1626件と去年の2.5倍でした。6月は19日までのデータで579件と、去年よりも1.6倍でした。発熱や呼吸困難などで新型コロナウイルスへの感染が疑われる患者の搬送で、医療機関側が個室を確保できず、院内感染を防ぐための対応が難しいなどの理由で受け入れができないケースが多くあったということです

さて、この判断基準では、どのようにデータが示されるかが以下のものです。100名越えと報告された7月2日のものです。

お分かりですね。感染者数は、その日の実数でなく、1週間の平均となったので、それまで50名程度だったので、いきなり65.3人と端数のある数字になります。(何で減ったの?つまり、100名越えが1週間以上続かないと100名には達しません。)

マジックのような変更です。この数字を元に専門家が判断されるということです。市民に警告として提示されるための基準値ではありませんから、よろしくという話です。今後は、この数値と当日の感染者実数、エリアごとの感染者増加数もしっかり報告していきたいと思います。

<7月4日の新判断基準での報告>

新基準での継続報告です。なぜか(2)、(5)が報告されません。新規陽性者数と接触暦不明者数(増加比が減っているのは、増加の勢いはそれほど拡大していない程度の意味です)は確実に増加しています。検査の陽性率も増加(4%⇒4.4%)しています。

<7月5日の報告>

陽性者数も着実に100名に接近中。接触暦不明者数も拡大。今度は、なぜか、検査体制のデータがでてきません。こんな状態でこの新基準にした意味があるのでしょうか?

<7月6日の報告>

ようやく、全項目データが表示されるようになりました。陽性者数も接触暦歴等不明者増加一途です。検査の陽性率も再表示されていますが、やはり増加しています。入院患者数は、実数なので、感染者の約半分は入院しているようです。

<7月7日の報告>

1週間の平均でも陽性者数が100名を越えました。検査の陽性率の5%を超えました。接触不明者も40名を越え、増加率も拡大していることが分かります。東京ルールの適用件数は増えていませんが、このデータも1週間の移動平均であることから、用心は必要でしょう。

<7月8日の報告>

重症患者数以外の数値は、全て増加している現状です。緊急医療の東京ルールの適用件数も7日間の平均移動であるにも関わらず、増加しているのが不安です。医療体制は切迫していないと言っている政府・東京都見解ですが、この後の200名越え時点に到達した段階が気がかりです。

<7月9日の報告>

いよいよテスト段階だった、新判断基準での表示がメインとなりました。全ての数字が増加を示す第2波の段階のようです。市中感染が若年層ではじまっています。高齢者への感染拡大という危険な段階が来るのかが課題、注意点です。

「夜の街」などに限らない検査数の規模(3,000名以上へ)を実現できれば、市中感染の実態も見えてくるかもしれません。ただ、相変わらず、「夜の街」のような場合だけの検査集中のようです。学校や家庭での感染もPCR検査を関係者に追いかけて、実施していく必要があります。

<7月10日報告>

陽性者数は、1週間の平均でも140名越え。接触暦不明者も60名を越えました。陽性率も5.8%と変わらないかわりに、検査数も3,000件といっていますが、1週間での移動平均ですから、2,400名程度とほとんど増えていないことになります。

<7月11日報告>

検査人数は減っているのに、陽性率は上がりました。入院患者数は、500名を越えました。

<7月12日報告>

陽性者は、160人台に突入しました。接触歴不明者も70人台に突入し、増加を続けています。入院患者数は、500名を越えました。病床確保レベルは、1000名のレベル1ですが、いつこれを超えるか不安です。

<7月13、14日の報告>

陽性率、接触暦不明者とも数字が下がらず、上昇一方。感染者数も700名近づきつつあります。

<7月15日報告>

週移動平均でみても陽性者数、180人を超え、接触歴不明者は、80名を越えました。入院患者は700名を越えたことで、確保病床1の1,000病床が2の2,800病床確保へと向かいました。平均検査人数が2,800を超えても、陽性率が6%より下がらないという現状は憂慮すべき事態です。

<7月16日報告>

新規陽性者数も週移動平均でも200名に近づきつつあります。接触歴不明者も100名に近づいています。検査数が増えても、陽性率は、6%のまま。

<7月17日報告>

いよいよ、移動平均でも200名越えの陽性者数になりました。接触歴不明者も100名に迫ります。検査数が3,000名を越えても、陽性率の上昇傾向があります。現状の若年層から、中高年齢への感染波及による入院患者数、重症化が見られないか、注視するとともに、現状での無症状感染者実態の把握が急がれますが、地域のPCR検査センターも地元の医師会などによる協力での運営もかなりの検査数に上っているようで、近くの主治医に聞くと、これ以上の検査体制拡充は難しいという答えが返ってくるほどのようです。行政の支援はどこまでできているのでしょう?病床数以前に検査体制が不十分なことが見えてきています。エリア=保健所単位の検査数とその実態が見えるような数字は出せないものでしょうか?

7月19日以降の報告は、こちらで継続して、報告しています。

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