市政点検ワーキンググループ(Inspection of City Administration)

このワーキンググループは、小金井市の行政との協働を推進する環境市民会議にとって、よりよい協働を実現するための活動の一つとして始まりました。具体的には、小金井市政への理解と現状把握を行政から提供されるものだけでなく、自らの目で、市議会やその他行政の付属機関など、各地域での行政活動の実態も含め、把握していく目的で設置されました。

<ワーキンググループのビジョン>

小金井市では、様々な方法で市政の情報が提供されています。市民には、行政情報については、市の公式サイト、市報、掲示板などで。また、市議会などや市長の付属機関としての審議会の情報は、有識者や市民による協議会、委員会などの情報も公式サイトや配布物で知らされています。

しかし、こうした情報は、どこまで市民に届いているのでしょう?市民の側も、しっかりとこうした情報を把握するという意識が低いのが現状ではないでしょうか?情報提供されてはいるものの、良く解らないとか、実態の把握に至らないというのが現状です。生活環境部会では、各ワーキンググループの活動を支援、補う目的と市との協働の仕方をさらに進めるためにこのワーキンググループを立ち上げました。

そのための現状把握(information)、意識改革(awareness reform)から、学び(education)、システム改革(system re-building)、利用方法の改革(action)を進めていきます。まずは、既に協働目的で市民会議への会議参加をしている環境政策課などからの情報に加え、「その他の機関での情報提供の現状を知ること」から、始めていきます。

〇市民参加意識づくり推進計画:

具体的には、既に推進してきた市議会・審議会の傍聴環境づくりという「市民意識の向上」プロジェクトにさらに市民参加の鍵となる「より多く市民の市政参加を意味する「選挙参加意識づくり」を目標とした「市民自治は選挙からプロジェクト」「市政への公聴意識を活性化するプロジェクト」を開始します。

第八期(2024年3月~6月)活動:>詳細は、以下をご覧ください。

*市議会の現状把握:

活動の詳細は、カテゴリー「小金井市施政、市議会を知る」をご覧ください。定期的な報告は、このコーナーでもまとめてご報告いたします。

〇作成中

*審議会の現状把握:新たな市民参加の機会づくり

〇市長の公聴機能を知る>その3:審議会制度を考える>ネットワークづくりへ>「来るべき民主主義」を読む会議から・)
〇公民館を考える>NPO法人市民の図書館・公民館こがねいを模索する>市民文庫の提案

*2018年度の活動計画:

小金井市市議会での議員討議と現状を把握する。さらには、市長の付属機関としての審議会や有識者による委員会、市民参加による協議会などの情報を把握していく。

第一期(2018年3月~6月)活動:>詳細は、準備期実施期をご覧ください。

*小金井市議会の現状把握とネット傍聴環境の試行:

1)市民による市議会傍聴環境づくり:現状の市議会への傍聴参加やWebでの中継、配信情報での傍聴など、それぞれの環境での傍聴する市民がより理解しやすく、内容を把握しやすくするための環境づくりを摸索する。>

第一期目標:

市議会傍聴環境づくりプロジェクト

市議会での市議と同様の情報環境(市よりの提出資料、市議からの質問詳細や資料)の把握ができるような傍聴環境を摸索する。現状、議会運営改革委員会などでも傍聴者への情報提供が議論されているようですが、その仕組みをより実現に近づけるために市民(生活環境部会)での傍聴用情報提供頁づくりを進める。>個別の市議より、情報提供を受け、事前にWeb上に配置して、そうした資料を見ながら、傍聴席(タブレット持参)や自宅(Web配信画像と一緒にPC画面で)で傍聴しやすくする。

●市議会傍聴環境づくり実施具体計画と報告

*3月までの市議会での試行>一部市議のものを報告 *6月市議会での試行>こちら

*審議会の現状把握:

第一期目標:

各環境関連審議会の現状把握と課題の整理

現状、かなり多くの審議会が開催されており、傍聴回数も多くなるので第一期は、現状把握を中心に課題整理に行う。ただ、傍聴席に傍聴者への「意見提出シート」の無い審議会については、その用意を必ず打診、要求することを実施中。環境関連の審議会は、3年前より、実施しています。具体的には、以下の審議会等です。

*環境審議会、緑地保全対策審議会、地下水保全会議、玉川上水・小金井桜整備活用推進会議

ただ、現状は、環境市民会議の他のメンバーが委員として参加している、または市民公募委員として参加している「環境審議会」や「緑地保全対策審議会」の傍聴は、毎回はしていません。ごみ関連の審議会は、ごみ部会が担当していますが、現状、ごみ部会は休会状態のため、2018年8月より、本部会でも順次、傍聴を開始しました。

第二期(2018年9月~12月)活動:>詳細は、こちらから

第二期目標:

市議会傍聴環境づくりプロジェクト

第一期に引き続き、市議会での市議と同様の情報環境(市よりの提出資料、市議からの質問詳細や資料)の把握ができるような傍聴環境を摸索する。>個別の市議より、情報提供を受け、事前にWeb上に配置して、そうした資料を見ながら、傍聴席(タブレット持参)や自宅(Web配信画像と一緒にPC画面で)で傍聴しやすくする活動の範囲を広げ、より多くの市議の参加を促し、手法の改善も検討していきます。議会運営改革の進み方も確認しながら、参考にしやすい環境づくりを目指します。

●市議会傍聴環境づくり実施具体計画と報告

*9月市議会での試行>実施概要は、こちら傍聴報告は、こちら

審議会傍聴環境づくりプロジェクト

第一期に調査した、市側の審議会の各種情報の提供不足部分の改善を要求していくと同時に傍聴する審議会の数を増やし、傍聴実績を増やしていくことで、全体の状況把握につとめる

●審議会傍聴環境づくり実施具体計画と報告

*2018年6月~9月までの各審議会傍聴調査>こちら

具体的に審議会報告を実施したのは、第一期の環境関連審議会に加えて、以下の審議会です。

*社会教育委員の会議 *廃棄物減量等推進審議会 *まち・ひと・しごと創生総合戦略会議 *行財政改革市民会議

また、詳細な報告はしていませんが、継続して傍聴している審議会は、以下通りです。

*都市計画協議会 *青少年問題協議会 *市史編さん委員会 *男女共同参画推進会議 *公民館運営協議会 *図書館運営審議会 *みんなの給食委員会 *アニメ協議会(傍聴でなく、参加) 他

第三期(2019年1月~5月)の活動>こちらから

いよいよ、市議会も一般質問を傍聴して、1年。まだ、増えるどころか、資料掲示に参加していただける市議は、毎回かならず、提示いただけることも稀で、1回は試してみたという程度の参加がほとんどです。もちろん、毎回提示いただける市議もおられます。中々ハードルは高そうです。

3月議会の詳細報告は、こちらをご覧ください。

審議会傍聴環境づくり:第三期へ

環境関連の審議会の傍聴をしてきた第一期。その後、傍聴する審議会を増やし、様々な課題を発見するための範囲拡大をした第二期。そして、今回の第三期は、傍聴で見えてきたそれぞれの課題により注目して、その解決への作業に入ってきました。現状での報告は、こちらをご覧ください。

1)現状課題調査:行政による審議会開催告知という作業の課題、改善を目的に「審議会開催告知状況の報告調査(市報、公式サイトなどでの告知状況)」を毎月定例化して、実施してきました。詳細は、こちらをご覧ください。さらには、

2)週末Web傍聴ができる環境づくり:一般質問の全市議の内容を網羅して、平日に議場で傍聴できない市民のために週末にWeb上でゆっくり傍聴できるようなコーナーの作成をしてみました。そして、試験的な試みとして、こちらのページをつくりました。さらには

3)「傍聴非常事態宣言」発信!:審議会などでなされてきた「提言・答申」の実現に向けた現状の課題提示(特定審議会をサンプルに)してみるなどの活動をしてきました。第1弾の3回シリーズは、こちらをご覧ください。

こうした試みをどのように第四期に繋げるか?少し、次期は、仲間を増やし、傍聴を楽しむ、「傍聴ランチ、遠足」「傍聴宴会」にシフトしてみようと思っています。

●市職員の現状把握とコミュニケーション基盤づくり計画と報告

第四期:2019年6月~10月

直接、各部署の作業の市民による支援を核に職員とのコミュニケーション環境づくりを推進していきます。第一弾は、自治労小金井市職員組合を通じてのコミュニケーション環境づくりです。

職員間のネットワーク、情報交流支援プロジェクト:第1弾:職員間の情報交流、コミュニケーションの現状調査設計(2019年6~8月)

*第五期(2020-21年)の活動:市民参加を促すための現状把握と仕組みづくり

市議会、及び審議会傍聴環境づくりプロジェクト>継続

〇市議会:各市議の一般質問傍聴環境づくりとしての「傍聴時参照資料の掲示」は、個別に市議に交渉し、実施した結果、各市議がどのようにその重要性を理解し、参加してもらえるようになったかは、実際の報告をご覧ください。(惨憺たる結果かな…)

〇審議会:

その1:初期目標として「行政による開催予定情報告知の徹底」と「傍聴者に配布する意見・提案シート状況調査」は、今だに遅々として進んでいないのが現状です。第5期は、ひとつひとつの傍聴した審議会での「意見・提案シート」の提出実施による効果を見ていく予定です。
その2:現状把握の結果、審議会での成果(提言)の実現がおろそかになっていることが判明。その実態を告知するための定期レポートを計画し、実施していく。(提言達成率検査プロジェクト)の試験的開始へ。

〇環境基本計画策定に向けての市民の「意識付け・情報環境整備」へ

第五期は、第3次環境基本計画(素案・骨子案)で示されたように、第2次基本計画では、第1基本目標だった項目「意識・情報・学習・行動のネットワークをつくる」が部会でも提案してきた「環境施策全般に関わることから分野横断的な位置づけ項目」として、全体を包含する構造になることが予想されます。

この機会への準備段階として、部会でも、その入口となる。「意識(市民参加意識づくり)・情報(広範囲、且つ詳細な情報提供)」をテーマとした活動を計画し、実施すること目指します。

第1期:具体的には、市民団体など環境関連団体(当初は、団体会員である市民活動団体を主に)の活動の情報告知を支援する活動を実施。(主に公式サイトやSNSなどを活用)

〇市民参加意識づくり推進計画:

具体的には、既に推進してきた市議会・審議会の傍聴環境づくりという「市民意識の向上」プロジェクトにさらに市民参加の鍵となる「より多く市民の市政参加を意味する「選挙参加意識づくり」を目標とした「市民自治は選挙からプロジェクト」を開始します。

ワーキンググループとしては、本市政点検ワーキンググループ内でプロジェクトを立ち上げ、設計・実施していきます。

〇市議会議員選挙に向けた、市議を通じた「環境意識の醸成」を目的とした現状の市議選と市議の環境意識の現状把握をするための学習会と調査実施(市議選挙前から、後まで)を予定しています。

〇公民館講座などへの傍聴体験講座をオンライン講座環境整備と並行して提案、実施を促していきます。

*第六期(2022年~)の活動:市民参加を促すための新たな仕組みづくりを

〇市議会傍聴環境づくり>一向に増えない資料提示>あくまで、各市議の報告会などが活発化する一方、あくまで市民にプレゼンテーションを実施するのみが、残念。継続的には、週末Web傍聴を実施中>こちから。各資料ページもご覧ください。例えば、PFASに関する質疑や質問は、検索欄から、PFASとだけ、選べるのです。こちらのようにです。

〇陳情などが公開されているので、一般質問以外での各委員会での議案を取り上げるようにしたい。とりあえず、建設環境委員会から。ちらから。

第七期(2023年4月~12月)活動:>詳細は、一般質問の4月議会、6月議会、12月議会を継続中です。是非、ご覧ください。

第七期(2023年4月~12月)活動:>詳細は、以下の通り

*審議会の現状把握:新たな市民参加の機会づくり

〇市長の公聴機能を知る>「みんなのタウンミーティング」(その1:バリアフリープロジェクトへ・その2:公聴会制度を考える会づくりへ)
〇公民館を考える>NPO法人市民の図書館・公民館こがねいを調べる>会員化?理事会の運営とは?