雨水浸透設備調査:道路浸透桝編 その6>後日談

1月24日の工事見学報告実施後に下水道課の工務維持係からの情報提供でわかったこと

その5の投稿後に丁寧に、下水道課から、小金井市の下水道課の設置している雨水桝についての情報提供が本日、ありました。ほんとにありがたいことです。その内容を元にしたのが、今回の後日談です。以下がその雨水桝の標準構造図です。小金井市の公式サイトにあるこちらのページの「下水道施設慈悲工事(開発行為・位置指定・一般)申請・完了様式類」という項目の小金井市下水道標準構造図にある図面です。

この図面によると雨水桝の下部の床面は、水が浸透しない形式で、雨水は、汚れた泥や落ち葉などと一緒にこの桝の中に沈殿するようです。その上部の下水管への管から、雨水は下水に流れ込むのですが、固形物は、沈殿してこの桝のなかに残るようです。つまり、定期的に掃除をしなければそのままということです。流れ出る管のところまで詰まってしまえば、雨水桝からあふれるようになってしまうわけです。ただ、下水管はかなり下の方にあり、太い管なので、余程の事がない限り、家庭からの汚水がこの管を遡って桝から道路にあふれるような心配はないとのことでした。(良かった!!) もちろん、道路にある犬の糞やたばこの吸い殻、その他の汚物は雨水桝に沈殿するので、清掃しまければ、あふれ出る場合には、そうした汚物が混じった雨水があふれることにはなります。(まめに清掃しないといけません!)

ただ、うれしいのは、今回の雨水浸透桝工事で一緒にこうした雨水桝も整備するので、清掃もされ、沈殿した汚物などは除去されるとのことでした。

構造図には、蓋が網状のもの(グレーチングといいます)はないのですが、実際には、網状の蓋の桝がここそこに見られます。この桝の構造はどうなっているのでしょう?蓋だけが異なるだけなのか、構造も違うものなのかは再度、下水道課に問い合わせ中です。

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