小金井市の雨水浸透桝について

令和5年10月の最新の技術データがこちらのアドレスにて、確認できます。1時間当たり50㎜の対応にこちらの様に変更されました。但し、自宅の雨水桝は、しっかりと確認することが必要です。どの時期に設置されたのかで、違います。こちらの技術基準は、1時間当たり20㎜とすこし違います。

雨水浸透ます>以下に小金井市公式サイトより、転載。こちらから

 小金井市で誕生し薦めてきた多孔型雨水浸透ますを主とした雨水浸透施設の市内設置率が、世界にほこれる数値となっています。
 平成28年3月末現在、市内の雨水浸透施設の設置軒数が15,866軒で61.6パーセント、浸透ますの設置数が71,948個です。
 この事業は、市民と事業者と行政のパートナーシップの成功例として、これまで「地方自治大賞」「環境賞」「日本水大賞グランプリ」など数々の賞を受賞しています。
 市では、昭和63年9月前に排水設備の届出があった個人所有の建物に雨水浸透ますを設置する場合、設置工事費を助成しています。

雨水枡の掃除の仕方

皆様より、多くの雨水桝に掃除の仕方を聞きます。取り急ぎ、以下の半年に1度程度のお手入れを行なってみてください。

1.雨水マスとは?
白い小さなマンホールのような蓋をお庭で見たことはありませんか?これが、雨水マスです。

形は丸のものが多いですが、四角い雨水マスもあります。また、今は白いプラスチック製がほとんどですが、古いお家だとコンクリートで作られている雨水マスもあります。

地面に埋められている排水管を分岐したり角度を変えたりする部分に設置されることが多いです。

2.雨水マスの役割や構造を知ろう!
雨水マスとは、敷地内の雨水を集めて排水するための設備です。

蓋が開けられるようになっていて、点検・清掃などの管理をしやすくするという大切な役割も持っています。

蓋をあけると上の写真のようになっています。ちなみに、蓋を開ける時はマイナスドライバーを使うと開けやすいですよ。

バケツのような形の溜めマスに、排水管が接続されていて、その排水管は溜めマスの底から10~20cmほど高い場所に接続されていることが多いです。

お庭に降った雨は地面を流れて、お庭の土や砂や小さなゴミと一緒に雨水マスの中に流れ込みます。この時に土やゴミが排水管に一緒に流れ込んでしまうと、排水管の詰まりの原因となってしまいますよね…

そこで活躍するのがマスの底から排水管までの10~20cmの深さの空間です!

雨水と一緒に流れ込んだ土やゴミをこの空間に溜めて、排水管にはキレイな雨水だけが流れていくという作りになっているんです。

では、その土やゴミが溜まりすぎていたら…?

もう、おわかりですよね?

溜めマスに土やゴミが大量に蓄積してしまうと、結局それらが排水管に流れ込むことになり、排水管を詰まらせてしまうことになってしまいます。

だから、雨水マスもきちんとお手入れが必要なんです!

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小金井市の新庁舎建設基本設計へのパブリックコメント検討作業について

個人単位でのパブリックコメントの提出へ

雨水活用ワーキンググループと防災・減災ワーキンググループ他で検討してきた部会でのまとめたパブリック・コメント提出は、討議の時間的な都合とその後の部会での扱いなどを含め、断念しました。2月20日に仮に決めていただいていた各ワーキンググループからの提案でしたが、正式に部会としては、提出しないこと、各自、個人としてのパブリック・コメントをと決定しました。よろしく、お願いいたします。(部会長)

雨水浸透設備調査:道路浸透桝編 その8

2019年2月14日の道路浸透桝工事見学第2弾のその2、事後学習

見学後の隣の栗山公園健康運動センター内の喫茶室での参加者との討議内容です。主に今後の工事見学は今回の見学内容からの道路浸透桝への市民の理解拡大と市民協働による管理支援の話です。まず、話たのは、保守管理機能として、道路浸透桝に設置されている以下のフィルター清掃が上がりました。

設置後も簡単に専用道具で釣り上げて、取りだし清掃可能なフィルターキット
この隙間に汚泥などが詰まるので、その定期的な清掃が必要なのです。

雨水浸透設備に関する国土交通省の手引きを再度、確認する

以前から、本サイトで実施している「雨水浸透Web講座」で活用してきた国土交通省 都市・地域整備局下水道部の「雨水浸透施設の整備促進に関する手引き(案)平成22年4月」にある第Ⅲ編 雨水浸透設備の整備と維持管理の考え方 第7章「適切な維持管理」でこうした道路浸透桝(縦孔式)の維持管理に地域住民の協力支援が欠かせないことを述べています。その部分を以下に転載して、ご紹介します。

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