審議会傍聴報告:第34期第13回小金井市公民館運営審議会

今回、初めて、公民館運営審議会を傍聴しました。平成33年度からの長期基本計画策定前のこの時期、しかも新庁舎におけるサービス業務改善や行財政改革の流れの中で、どの審議会でも新たな方針策定が進められており、どれも見逃すわけにいかないのが実情なのです。小金井市の生涯学習政策の太い幹となる「公民館事業」でも東京都や文部科学省の生涯学習計画を横目で見ながらの策定は、予想通りでした。以下に第13回審議会の次第をご紹介します。

協議事項の問題点は、この審議会の協議事項「小金井市公民館中長期計画策定」のための公民館事業に関する審議会で当日配布された資料「小金井市公共施設等総合管理計画(平成29年3月策定)」、「生涯学習、公民館等に係る国(文部科学省)の動向について」とより重要な小金井市における現状を市側が分析した「公民館に係る現状、課題、将来像の検討について」が、事前に委員に配布されておえらず、事前に各委員が見て、検討した上でこの審議会で協議できる環境が整っていなかったことです。その点は、市側からも謝りがあったのですが、各委員からも「今日、この資料を初めて見て協議ができるわけがない」と市側の不手際にかなり立腹されたようでした。結果、次回の審議会での協議となりました。

これらの資料とその検討の詳細は、次回の審議会傍聴でご紹介しようと思います。来年の2月までの検討が予定されています。

この計画策定のスケジュールは、配布された以下の資料から、確認できます。

このスケジュールの平成31年度の16回以降の審議項目の「有料化・業務委託・センター化」という審議内容からも市側の資料の内容は予想できるとは思いますが、そうした前提のもとでの行政からの審議・検討の諮問であることは間違いがありません。市民説明会やパブリックコメントに至るまでにどこまでわれわれ市民がその策定の過程を目にできるか、「意見・提案シート」などを活用して、策定作業をチェック、修正できるかを目標に報告していけたらと考えています。

追加報告:

ちなみにこの審議会では、「意見・提案シート」は用意されています。ただ、今回も傍聴は、残念ながら、私一人でした。

<第13回傍聴報告、了>

次回の審議会報告にご期待ください。

 

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