小金井市議会学習:2018年2月27日一般質問:小金井桜の管理保全>・村山ひでき

実際の27日に一般質問をした村山ひでき市議の「名勝小金井桜の管理と保全」についての質問を取り上げてみます。発言詳細は、こちらのYoutube動画をご覧ください。13:00から約1時間の質問ですが、前半は、都道建設の問題についてで、名勝小金井桜については、後半の30分程度の動画です。

事前に公開された質問テーマは以下の通りです。

村上市議の質問テーマ

主な質問は、生涯学習部には、現状の予定されている今年度から3年間の補植計画と進捗の確認でした。市からどんな資料が提供されているのかしりませんが、昨日の推進会議の資料と変わらないか、その一部が提示されているのでしょう。もちろん、事前に送られていることと、あえて、昨日傍聴した、推進委員会で問題視された内容は事前に提示できるはずもなく、村山市議もそうした情報をもっていないでしょうから、質問はそれほど詳細にはいたらず、粛々と計画を実行してほしいという程度のものでした。3月の補植という意味合いも理解されていないようです。

連絡協議会の開催を強く要望

ただ、以前の質問にもあったという「関連する市民団体の連絡協議会の開催」という東京都が主催する玉川上水区市連絡会でも問題になってきた課題は、指摘されていました。大変うれしいことです。ただ、生涯学習部長は、「開催しようとしているがまだできていない。検討中です」という何年も繰り返されている返事でした。市長も重要なテーマだとしながらもこの点については、開催に向け、努力していく程度の発言でした。

この開催は、必要と思われていないのが明白です。特定の市民団体と個別に交渉を重ねていることからもそうした方が便利だという行政の態度が見え隠れする結果でした。

一方、村山ひでき市議は、生物多様性という視点で、桜のみに偏らない自然保護を訴える市民のことを考慮して、「周辺住民へのより丁寧な対応と多様な意見の集約」という点を強調していたのが、なんとなく、その情報ソースがわかるような気がします。ただ、やはりこのテーマを本気で取り上げるわりに小金井桜に関する保護管理などの課題などの情報については、不足しており、推進委員会での議論(フェンス内への立ち入り許可と補植した樹木の保全活動が東京都に要望できていない点や3月という遅い時期の補植の問題の理解:詳細は、昨日の推進委員会の傍聴の投稿をご覧ください。)などについての情報収集ができていない点は、がっかりしました。昨日は当然、議会準備で忙しければ、協力してくれる市民などに傍聴してもらうなり、小金井桜整備利用推進委員に情報提供をお願いするなりの工夫ができていないのが残念でした。こうした小金井桜の整備利用推進についての情報をどこから収集するかを考え、実施していくかも重要な活動となる筈です。市民の一人として、喜んで協力していきたいところです。

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