平成29年度第3回小金井市玉川上水・小金井桜整備活用推進委員会を傍聴

年3回ほど、有識者と市役所の生涯学習課文化財係が開催している小金井桜整備推進活用委員会を傍聴してきました。

今回の議題は、

1)桜の生育状況調査、2)平成29年度名勝小金井さくらの整備計画について、3)今後の事業計画について

の3項目でした。東京農工大学名誉教授の環境生態学の亀山章委員長を中心に樹木医や土木史、風景計画学などの有識者の会議です。

主に東京都教育庁と進めている小金井桜の補植についての進捗報告と検討が進められていました。今回の最も大きな課題は、2つあって、

その一つ目は、補植したサクラの幼木(5年以内程度)への水やりや世話などに小金井桜の会などが上水のフェンス内(水道局の管理区域)に立ち入れないという現状で、桜の世話(水やり、はびこる葛の除去など)ができず、桜の成長が課題という点で、各委員は、市役所の文化財課の担当者へ東京都教育庁や水道局に対してなぜ、フェンス内に入れてもらえるように交渉しないのかと強い口調で苦言を呈されていました。

具体的に、委員からは、桜への散水などをしたいという市民団体がフェンスの中に入れないので水やりができないという意見を伝えて、「市ではどうにかならないのか」「フェンスを部分的に回収して、扉をつけて、鍵をかけ、特定の許可を受けた市民団体が中に入れるようにしたら良い」との質問と提案がありました。文化財係から、南側のフェンスは小金井市ですと発言があったのですが、フェンスの中は東京都水道局の管轄なので、中に入ることはできないと言われていると説明がありました。委員は、それを史跡保全という名目をきちんと説明の上、交渉するのが、市のやるべきことではないのか?もっと努力して交渉してほしい。」「フェンスを改修して、簡単な扉を付けられるのでは?」と食い下がりました。結果は、いかに?都との交渉の行方を市民としては、注視したいところです。前回の玉川上水区市連絡協議会では、一切こうした推進委員会の話は出ませんでした。また、残念ながら、協議会で玉川上水流域の他の区市でも同じ、フェンスの内側で清掃や整備をしたいという市民団体の声が上がっていることもこの推進委員会には報告されません。

私は、実際のフェンスを知っているのですが、傍聴の立場では、発言も写真提供などもできず、歯がゆい限りでした。一応、以下に平右衛門橋近くの南側のフェンスをご紹介しておきます。簡単にボルトで外し、扉形式のものを設置するのは容易です。以下の写真をご覧ください。

平右衛門橋から、東へ延びる南側フェンス
簡単にボルト固定でつなげてある構造です。

最大の問題は、3月の補植という計画

二つ目問題は、今年度の補植予定の15本が3月後半の補植作業になるという東京都教育庁からの通達。時期的にとんでもない遅い時期(桜の根の水揚げが進み、生長が始まっている時期。通常は2月以前なのに今年度は生育が心配されるような3月!!)への苦言がでました。各委員ともかなり怒っているような口調で、「これはどうゆうこと!」「これでは、発育不良で再度、植えなおすとなっても責任は東京都ということになる!」となんとか早急な作業依頼を市から都にするように指示していました。

実際どうなるかは後日わかるでしょう。私も3月の桜の移植は、いままでに聞いたことがありません。昨年度までは、全て、2月までに実施されていました。

参考に補植が進む玉川上水の状態をご覧ください。冬の多様な植物、樹木の枯れ枝、法面近くには、笹がはびこっている玉川上水です。

平右衛門橋から見た冬の玉川上水

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