小金井市審議会傍聴環境づくり:審議会開催告知の現状調査

小金井市審議会の開催告知に見る「広報活動の現状課題」

小金井市の審議会傍聴環境づくりのために試験的に各種の審議会傍聴を続けています。その過程で、審議会の開催情報を確認する度に、小金井市の広報活動の現状課題に直面することになります。

広報メディア自体の特性から、市報は紙面の限界があるために、当然、掲載スペースの限定がない「小金井市の公式サイト」には、全情報が掲載され、その一部が「市報」に掲載されているだろうというのが通常だと思っているとこれが全く違うことに気づかされます。以下に実際のこの10月に開催予定の審議会情報の概要です。市報と公式サイトでの情報掲載を比較した表です。

会議名称市報告示公式サイト告示
総合教育会議
玉川上水・小金井桜整備活用推進委員会
子ども・子育て会議*
廃棄物減量等推進審議会
地域自立支援協議会
公民館運営審議会
子ども家庭支援センター運営協議会*
介護保険運営協議会地域包括支援センターの運営に関する専門委員会
社会教育委員の会議
情報公開・個人情報保護審議会
公立保育園運営協議会
まち・ひと・しごと創生総合戦略等推進委員会
青少年問題協議会専門委員会
奨学資金運営委員会
市史編さん委員会
小口事業資金融資審議会
介護保険運営協議会

 

この結果を見ると両方に掲載されている審議会は、1つのみです。(10月1日市報との比較)

NEW!追加情報:10月15日号の市報への掲載情報の変化について、ご報告します。市報告示欄で△マークの審議会が10月15日市報で掲載された開催予定分です。「情報公開・個人情報保護審議会」と「まち・ひと・しごと創生総合戦略等推進委員会」が新たに共通掲載となりました。一番下の小口事業資金融資審議会以下は、11月開催のものですが、10月13日現在では、公式サイトには未掲載です。

その他は、市報に掲載されるものと公式サイトに掲載されるものに真っ二つに分かれるというのが現状です。つまり、両方のメディアを確認しないと開催予定がわからないということです。もちろん、どちらにもその開催情報が掲載されていない審議会もあるというのは、あり得ることですが、そこまでは、知る余地もないというわけです。

行財政改革プランで、広報業務移管が「情報システム」から「広報秘書課」へと変わり、より総合的な広報戦略がなされると聞いているのですが、この事態をどう判断すれば良いのかわかりません。何とか業務改善をお願いしたいところです。

雨水浸透設備調査:道路浸透桝編その2

その2:エリア別道路浸透桝の現状把握

その1では、地図が見づらかったかもしれません。その2では、地域ごとに区分して、詳細を検討していきます。その1をもう一度確認したい方はこちからどうど。

まず、以下のように浸透禁止区域が無く、合流式の下水道エリアである、市の中央線より北側のエリアを見てみます。以下の浸透禁止エリアマップで白いエリアは、合流エリアです。

殆どが合流式のエリアで浸透可能なエリアです。このエリアでの道路浸透桝設置(H22-H29)は以下の通りです。先ず、梶野町エリア(北東エリア)を見てみます。

“雨水浸透設備調査:道路浸透桝編その2” の続きを読む

審議会傍聴報告:2018年第4回小金井市行財政改革市民会議・後日談

第4回の小金井市行財政改革市民会議を傍聴して、ほんとうに驚きました。しっかり行政へ物を言う市民会議としての機能を果たしている会議でした。

実は昨年度第8期の市民会議会議録などを読んでいた印象とすっかり変わったような気がして、今回の第9期の第一回会議録から、市民会議の構成メンバーを再度確認してみました。委員は、以下の通りでした。

“審議会傍聴報告:2018年第4回小金井市行財政改革市民会議・後日談” の続きを読む

審議会傍聴報告:2018年第4回小金井市行財政改革市民会議

いよいよ傍聴報告に入ります。今回は、万一、傍聴席が足らず、抽選となるかは不明なので、10分前には会場入りしました。傍聴者は、私一人でした。余計な心配には及ばなかったようです。既に、Web上に公開されている議事次第と資料が配布されています。

先ず最初は、議事次第にある1.の「改善改革運動の取組について」から、順に報告していきます。

1.改善改革運動の取組について

この内容は、配布された進捗管理シート(既存の各管理項目に記載された「延伸」「不実施」「完了」などの記載)を見ての委員からの質問なので、先ず、準備編でもご紹介した資料1の「検討事項」と「現在の進捗状況」課題が資料2の現在の進捗を問題点のある項目に絞って、書き込んだ管理シートを元に議論がなされました。以下に資料1の試行についてと資料2の管理シート(全4枚)を以下にご紹介します。問題と思われる個所には、私が赤線で囲んだり、?を記載しています。

資料1の(1)検討事項と(2)現在の進捗状況の2項目です。市民会議に検討事項として提示されたのは、試行の予定の4カ月先延ばしと「フォローアップ研修とセットにすることによる取組支援」という内容の検討です。(2)の進捗状況にあるように前回3回の5月22日開催の①に続いて開催された②の5月29日の(市側の推進組織)行財政再建推進本部が案(予定の先延ばし案)を提示しており、その本部会議で述べられた。意見や質問が記載されています。

“審議会傍聴報告:2018年第4回小金井市行財政改革市民会議” の続きを読む

審議会傍聴報告:2018年第4回小金井市行財政改革市民会議の傍聴準備

同市民会議の委員である加藤良重さんにお会いしてから、是非、この行財政改革市民会議は傍聴したいと願っていたのですが、ようやく今回(第4回、9月14日開催)傍聴することができました。

会議傍聴への準備をする

この会議については、試しにしっかりと事前準備をして、前からの会議録を読むだけでなく、市の進める改革プラン2020の進行管理計画を把握した上で、どんな市民会議がその計画のチェックと運営指導をしているのかを見てみたいと考えました。

先ず、事前に現状の会議進捗を知っておくために、小金井市公式サイトにある同市民会議の会議録行財政改革2020や同進行管理シートなどダウンロードして、予習をしておきました。幸い、会議資料はアップしてあるので、先ず、前回3回会議次第と関連資料を以下にご紹介しておきます。残念ながら、会議録は、第1回のみで、2,3回はまだ、会議録がアップされておらず、見ることができませんでした。ただ、第1回の会議録から、今期、会長が新たな有識者が就任されたことがわかります。また、丁寧な会議運営についての市民参加条例などを元にした詳細の確認資料があることからも、委員、会長による運営手法の確認がなされたことが良くわかります。傍聴の人数も限りがある場合の抽選などや傍聴の録音も認められているようです。意見書もしっかり準備されているようです。第1回は、傍聴者はいないようでしたが、万一を考えて、開始10分前には会場に行き、傍聴者の抽選に備えたいと思いました。

1)第1回の会議資料から、会議のスケジュールを把握しておく

以下に第1回の会議資料から、年間スケジュールを確認しておきます。

予定としては、第3回に「改善改革運動及び同発表会の進め方について」と「課別取組項目等の進捗について」とあるので、会議録は見れないものの、発表会の実施計画だけでなく、ある程度、課別の進捗が取り上げられるものと期待していいようです。次に既に開催された第3回の会議次第も見ておきます。会議録はアップされていないのですが、大体の内容は予測できそうです。

“審議会傍聴報告:2018年第4回小金井市行財政改革市民会議の傍聴準備” の続きを読む

審議会傍聴報告2018:廃棄物減量等推進審議会第3回 その2

後半は、今回の主題となる「災害廃棄物処理計画」についてでした。交通機関の遅れで説明する業者が到着しておらず、丁度災害視察を終えて、もどられた会長からの西日本風水害の報告を業者到着まで聞くことになりました。

議題:災害廃棄物処理計画 1)西日本風水害の視察報告

会長による視察報告の概要

*最初は、道路上に瓦礫が積み上げられた状態で、それを国土交通省が片付けないと災害復旧のための移動ができない状態

*初期からの大きな課題は、避難所のごみと仮設トイレ。実際に災害発生6時間以内で避難所のトイレの73%に達したという現状。

*その後に片付けこみと解体瓦礫が課題となってくる。また、事業ごみなどは、テリトリーの問題で誰が片付けるのかが課題

“審議会傍聴報告2018:廃棄物減量等推進審議会第3回 その2” の続きを読む