審議会傍聴報告:2018年第2回環境審議会 第1弾

1)審議会の継承を考える

今回の審議会は、平成28年後半から、傍聴を続けている小金井市環境審議会です。実は、前回傍聴したのが、平成29年最後の第4回環境審議会でした。会長と副会長が変わると聞いて、これは傍聴しなくてはと思いながら、平成30年の5月に開催された第1回審議会は、所用で傍聴できませんでした。結果、ようやく今回の第2回の審議会で資料として提示された第1回お審議会会議録で内容を知ることができました。

以下が平成30年第1回の環境審議会の参加者と議事次第です。赤字でNEW!と書き足したのは、私です。10名の委員中、会長、副会長を含む6名(内訳は、学識経験者3名、事業者1名、公募市民2名です)が新たに選任されたのです。第一回に欠席されているのは、平成29年の会議の途中から着任された東京都環境事務所の宗野委員で、第一回に参加された委員は、9名(いままでで最高の出席率です。新任委員が多いためでそう。)です。環境審議会の参加状況としては、昨年度まで、傍聴してきて、大体、毎回欠席者が数名はおいでになり、通常は、5~6名程度での開催がほとんどでした。

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栗山公園調査:植栽調査第13弾「萩、ハギ」

第13弾は、「萩、ハギ」です。既に10月上旬に調査したものです。

場所は、公園の東側の真ん中にあるトイレの東側にサクラなどの足ともに広がる低い萩(ハギ)群です。秋の代表的な花として、可憐な花を付けます。園芸種もありますが、ヤマハギという日本の品種が華麗です。万葉集にも秋の代表的な花として紹介されています。

場所のマップは以下の赤の楕円で囲んだエリアです。

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審議会傍聴報告:2018年第2回小金井市青少年問題協議会専門委員会

今回は、教育関連の協議会傍聴が続きました。多くの市議や学識経験者(小中学校教員や大学の教育専門分野の教授など)やk市職員、関連行政団体の職員、市長などで構成されるのが、「青少年問題協議会」のようです。

1)傍聴者の現状と「意見・提案シート」の設置

この協議会の公式サイトにある会議録を見ていて、やはり傍聴者が無いことがほとんどだということがわかりました。

そのためか、この審議会でも「意見・提案シート」は傍聴席に用意されていないということです。今回の専門委員会でも多分、本体の協議会が無ければ、無いだろうと思うのですが、一応、傍聴して、確認する予定でした。

結果、「意見・提案シート」は地準備されていませんでした。青少年課の職員も本体の協議会でないので、こちらでも用意していないとのことで、是非、設置、配布を検討して欲しい旨を係長にお願いしておきました。今後の結果を見たいとおもいます。

2)議事:小中学校へのアンケートについて

今回の専門委員会の議事次第は、以下の通りです。

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審議会傍聴報告:2018年第3回図書館協議会 その2

今回は、第3回図書館協議会の第2弾です。

以下の審議次第では、報告事項(1)の平成30年第3回(9月議会)市議会定例会等報告からです。具体的には、図書館業務に関する市議会の一般質問の報告についての内容説明です。図書館からの報告では、4名の市議が図書館関連の質問があったという報告です。大きく分けると「団体貸出制度の見直し」「LGBTへの理解促進に関する対応」「新庁舎への図書館の設置」という3つのようです。市側の報告では、この質問への詳細な回答の概要は伝えられませんでした。あくまで、そうした質問(提案)があったにとどめられました。

このことから、見えてくるのは、図書館協議会自体の機能は、図書館長の諮問により、意見をまとめて、述べることと、図書館長に意見を述べることができるとされているためか、生涯学習課への図書館に関する市議からの提案、意見はそのまま、協議会に掛けられるわけではなく、あくまで図書館長(生涯学習課との調整の上)が必要と認めて、諮問しない限り、この場には出てこないことです。唯一、市側から、質問への回答として提示されたことが報告されたのが、沖浦市議の「図書の学校などへの団体貸出制度」についての回答でした。この施策は、この協議会でも子どもの学習支援というテーマで取り上げ、審議されているものだからです。

市議の質問や提案も余程、テーマを絞り、さらに「この件で図書館審議会で是非、検討してもらえるようにしてほしい」とでも付け加えないと難しいのかもしれません。

今回の調査報告では、その唯一回答された「団体貸出について」の沖浦市議の質問がどのようなものだたのかとその結果のこの協議会への報告の顛末をご紹介します。

まずは、図書館協議会への市側からの報告です。以下のようなものです。

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審議会傍聴報告:2018年第3回図書館協議会

今回は、初めて傍聴する「図書館審議会」です。今回は、事前に図書館審議会関連の情報を学習、予習しないでのチャレンジをしてみました。もちろん、社会教育委員の会議を傍聴したこともあるので、図書館協議会の役割などは知っていたのですが、以前の会議録を事前に読み込んだり、小金井市の図書館運営方針などを研究しませんでした。図書館を良く利用する一般の市民の気分で臨んでみました。以下が今回の第3回図書館協議会の議事次第です。

かなり内容は盛り沢山で、資料も多く、とても一回の傍聴を逐一報告していくとかなりのボリュームになりそうなので、今回は、特に気になった一部をご紹介します。議題のメインは、運営方針とそれに対するパブリックコメントについての検討なのですが、この案件は、パブリックコメントについては、資料への質問が何件かあったのですが、従来から、検討を進めてきたという運営方針の改訂版については、かなりすんなりと了承されました。気になったのは、議題ではなく、報告事項のいくつかです。

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雨水活用WG:雨水浸透推進プロジェクトのための情報収集

雨水浸透推進プロジェクトでは、条例改訂や小金井市独自の大型施設に対しての雨水浸透設備基準づくりを進めていきたいと考えていますが、そのプロジェクト過程でも多くの建設が進められることが予想されます。新庁舎はもちろんですが、市内各所に大きな建設計画が進んでいるようです。

生活環境部会では、市の建設部から、環境政策課を通して、地下水保全会議に提供される前に市民からの情報でこうした建設計画を知り、その雨水浸透設備指導がより確実に推進されることができないかと考えています。

今回は、東町4丁目の老人ホーム建設計画(橋本造園の植木園に建てられるために全面浸透地への大型施設建設となります)を参考に情報整理と具体的な浸透設備の施工推進を摸索していく予定です。

以下の場所がその建設予定地です。撮影は、平成30年10月13日です。

もう既に整地され、建設計画が以下の通り、掲示されていました。

建築面積が1,384㎡で着工が2018年10月1日で、完成予定が来年の6月30日です。まちづくり条例の規定では、建設規模からは、第9章の「指定開発事業」にあたり、第37条以下の規定を守る必要がある建設事業となるようです。既に着工ということは、建築計画は市で認められているのでしょうか。その中で、元々植木園という浸透率100%の場所にどの程度の浸透設備が予定されているのか、知りたいところです。地下水保全会議には、相変わらず、ボーリング調査の地下水脈との関連のみが報告されるようだとすると、この地下がない、地上3階の施設は、どのように報告され、検討されているのでしょう?是非、調べていきたいと思います。