原子力とは何かを考える

まず、簡単な「原子力とは」を考えていきます。

1)原子力について、ちまたで「オーソライズされることとは?」を考える

最初に、ネットでの検索と公教育の素材を目にしていきます。

<Wikipediaより、転載>

原子力(げんしりょく、英: nuclear energy)とは、原子核の変換や核反応に伴って放出される多量のエネルギーのこと、またはそのエネルギーを兵器や動力源に利用すること。核エネルギー(かくエネルギー)や原子エネルギー(げんしエネルギー)ともいう。単に核(かく、(英: nuclear)と呼ぶ場合には、原子力を指すことが通例である。

呼称
日本語では、「原子力-」(「原子-」)と「核-」は接頭辞としてほぼ同義である。このうち「核」は核兵器や核燃料など軍用や燃料として、「原子力」は原子力発電や原子力空母など商用や動力源に使い分けられることが多く、これに対する批判もある。同様に、「反核」は原子力全般への反対を指す語である。

英語では nuclear weapon (核兵器)、nuclear power (核発電)、nuclear submarine (核潜水艦)というように、”nuclear” (核)でほぼ統一されている。独語の “Atom” と “Nuklear” はほぼ同義語であり、軍用か商用かを問わずに用いられる。英語の nuclear power plant(直訳:核発電所)に相当する語として、独語では Atomkraftwerk (直訳:原子力発電所)と Kernkraftwerk (直訳:核発電所)の両方が用いられている。中国語では、忠実な訳語を用いて「核電廠」という。

概要
「原子力」という語は、原義的には、ウランやプルトニウムの核分裂、放射性物質の崩壊、重水素・トリチウムなどの核融合により放出される核エネルギーのことを指す。原子核変換は、原子核崩壊と原子核反応に分類され、原子核反応はさらに原子核融合反応と原子核分裂反応に分類される。

原子核反応により発生するエネルギーは、化石燃料の燃焼などの化学反応により発生するエネルギーに比べて桁違いに大きく、化学反応が質量の1億分の1がエネルギーとなるのに対し、核反応は質量の約0.1%をエネルギーとすることが可能である。このため、兵器として利用されるほか、エネルギー資源として主に発電に利用されている。ただし現在のところ発電に利用されているのは原子核分裂だけであり、原子核融合による発電はまだ実用化されていない。一方、原子核崩壊により発生する比較的弱いエネルギーは原子力電池や放射線医学などに利用されている。

しかし、核分裂か核融合かを問わず、原子力の利用は、放射線、放射線を放出する能力(放射能)を持った物質(放射性物質、放射性廃棄物)を発生させる。放射線は、その量や強さに応じて生物に対して悪影響(放射線障害)を与えるため、適切に防護(放射線防護)する必要がある。放射線防護についての国際的な研究機関として、国際放射線防護委員会 (ICRP) がある。

原子力兵器や原子力潜水艦などは「核の戦争利用」「軍用核」の代表例であり、原子力兵器は代表的な大量破壊兵器とされている。原子力発電や原子力商船などの「核の平和利用」「商用核」も、その過程で発生する放射性廃棄物など問題を抱えている。又、原子力には、軍用か商用かを問わず、各種の原子力事故や放射性廃棄物の処理、核テロリズムの危険性などの課題が存在している。

<転載、以上>

以下の資料については、各項目をご覧ください。

原子力とは

内閣府・原子力委員会の「原子力のエネルギーとは」「原子力学会教育委員会の教科書調査報告
日本原子力学会・炉物理学会初等科用教科書(2019)


メディアの原子力廃炉を知る

放射線・放射能とは

環境省:放射線、放射性物質、放射能とは
文部科学省:小学生向けの放射線教育用教材中高校生向けの放射線教育用教材

2)原子力について、ちまたでは、「オーソライズされていないこととは?」を考える

〇「原子力の時代を哲学する」意味とは>國分功一郎氏の哲学を総監する
〇反核運動の地平とは>原子力(発電)の撤廃とは>原子力発電の準備活動とは>

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