小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問2日目>遠藤百合子

2019年3月議会一般質問:遠藤百合子市議準備編

2日目の2人目は、遠藤百合子市議です。一般質問の通告内容は、以下の通りです。

実際の傍聴は、議場以外でもネット上でこちらから、Youtubeなどの中継動画をオンタイムで視聴可能です。是非、どうぞ。

質問その1:スクールロイヤー制度の導入を

実際に文部科学省のいじめ対策協議会などでこの制度の議論がなされ、予算の概算要求でもスクールロイヤー事業研究調査に関する予算が提示されたりしたいます。いくつかの自治体でも実験的に導入が進められているようです。日本弁護士連合会からは、昨年の1月にこのスクールロイヤーの整備を求める意見書(こちらをご覧ください)も出されているようです。遠藤市議は他の自治体例を挙げて、小金井市もという意見を出されるのでしょうか?詳細は不明です。児童相談所は政令指定都市には設置されていますが、小金井の自前のものはないので、どのような提案となるのでしょう?注目したいところです。

質問その2:認知症条例と向き合ってみないか

認知症条例を創ろうという提案のようです。見守り事業などの現状から、その必要性を説かれるのかもしれません。昨年の12月に愛知県が「認知症施策推進条例」を制定されています。こちらでご覧ください。そうしたものを想定されているのかもしれません。

質問その3:歯磨き条例の実施を

歯みがき条例というものがあるのでしょうか?その実施をという提案です。以前、岐阜県御嵩町で、「町民の歯と口腔の健康づくり推進条例」(こちらでご覧いただけます)というものを見たことがあるですが、そうしたものを創ろうという提案なのでしょうか?

<遠藤市議一般質問 了>

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問2日目>白井亨

2019年3月議会白井亨市議の一般質問準備編~事後編

この白井市議の一般質問は、試験的に実施している「週末Web傍聴」で準備編に事後編を加えて改訂したものです。白井市議からは、開催の前日に資料送付いただいたのですが、準備編では間に合わなく、今回の事後編で掲載させていただきました。資料を見ながらの傍聴がいかに解りやすいかをご体験ください。

白井市議の一般質問の内容は、以下の通告をご覧ください。

以下から動画ファイルを開いて、動画の音声を聞きながら、下の報告をご覧ください。動画で当該時間は、事後編の各質問項目で表示してあるので、その時間をスライダーを調整して、ご覧ください。

傍聴用動画ファイルを開く

<準備編(前日アップ分)

質問その1:「小金井らしい」新庁舎建設とは?

全く、私も良くこの「小金井らしい」という表現には行政資料や計画で良く出会います。便利な言葉ですが、全く読む人によって異なる視点を呼び起こす、不明確な表現として戸惑うばかりです。今回の新庁舎建設ではどのようなものを考えているのか、是非、行政側からの回答を聞きたいところです。

ちなみに白井市議の場合は、一般質問では、自作の資料を作成して配布されています。本サイトにも昨夜お送りいただきました。ありがとうございます。ただ、時間がなく、本サイトでの掲示は、後日に傍聴される方用に、Youtube画像を貼りつけて視聴可能なように設定するタイミングで掲示させていただく予定です。

オンタイムでの傍聴を予定されている方は、白井市議ご自身のBlog「小金井をおもしろくする会」で自作の会議資料を作成して配布、その概要を発信されていますので、こちらのブログをご覧の上、傍聴してみてください。3つの質問に関する全ての資料が掲示されています。もちろん、白井市議が市側に要求した資料についても掲載されています。

<事後編(後日アップ分)

傍聴した後に、白井市議より送られてた資料(本人資料と市の資料)を後日のWebでの視聴される方(週末Web傍聴など)に以下にご紹介します。

質問その1:「小金井らしい」新庁舎建設とは

動画ファイルでは、2:30~20:36

白井市議からは、以下の本人資料が議場で各市議に配布されたいます。

最初の白井市議の質問は、市長へ「小金井らしさ」をどのように業者に設計発注しているのか?といものです。市長の回答は、庁舎基本計画にある小金井らしさということでは、景観の点では、小金井の象徴である桜やけやきとみずなどを大切にした「小金井らしい印象的な建物」として設計すると答えられています。これに対して、白井市議の提示する、「小金井らしさ」は、市民が誇りをもって住みやすさなどに関連する小金井らしさ、との特徴を述べられているようです。その上で、市長としての考えられている「小金井らしさ」とはを問い返しています。その上で市民が暮らしに求めている要素も小金井らしさとして反映してほしいという主旨です。

以下にそれらの地域らしさを展開している他自治体の例を提示されています。こうした内容の反映については、関係部署や市長への意見を確認しています。

市長は、こうした市民の暮らしや求めるつながりなどを「小金井らしさ」として反映する重要性は認識しており、基本設計後も続けて、こうした内容の実現を進めていきたいと答えられています。

担当部局からは、若手研究会の佐野市の例を紹介され、市役所内部でもこうした試みへの取組があることが伝えられました。(残念ながら、この研究会の取組につみての資料は確認できませんでした)

質問その2:都計画道路の問題について

動画ファイルでは、20:37~44:00

前回行われた都との意見交換間の問題(開催通知の時期の問題や都側の言い訳)を指摘されました。

意見交換会から、オープンハウス形式に移行するとしている問題を指摘して、意見交換でなく、都からの一方的な展示発表と一部意見も聞くという程度の形式(議事録も残らないという形式)への移行を問題視されています。東京都が進めるとしている環境現況調査についても質問されたところ、市側(都整備部長)からは、まだ、都では予算化できていないが準備中という返答があり、さらにこうした事態についても意見交換会を進めるように要望していると回答。

市長も意見交換会の継続への要望書を都に提示(年度内)を予定していると回答しているのに対して、白井市議は、非常に遅い対応と苦言を呈されています。以前の反対パブコメも無視された都の対応を見ても意見交換会継続を求める行動の早急な実施(電話するとか、都議会定例会開催前の提示)は必須だと指摘されました。

質問その3:栗山公園のグラウンド整備について

動画ファイルでは、44::02~1:02:20



利用度の多い栗山公園の多目的広場の現状(小石などが露出し、危険)を報告して、表の表土が吹き飛ばされて、石が露出している状態と苦情がでている現状を憂慮して、関係部署に整備工事を要求されているようです。整備工事の履歴を提示して、平成10年以降の整備実態を質問されました。その上で上記の現状写真を提示されています。

担当部署からは、平成20年までは整備を継続してきたとの回答でした。現状の白井市議の提示された写真から、現状も土の喪失は続いていることが確認できましたので、今後も改善は検討していく予定との回答でした。整備の方法としては、根本的な工事は費用もかかるので補助金を活用した公園の長寿命化計画で対応すると平成34年までかかるので、応急措置も検討しているという回答です。

白井市議は、次に公園中の夜間照明が暗い点を指摘し、その対策の進捗を確認されました。

担当部署からの回答は、電球の交換で済むものでなく、照明設備の改修まで必要なものなので時間がかかるという回答でした。

白石市議は、こうした事態への今後の対応については、最終的には公園設備のメンテナンスの現状があるように思うので、どうした方針があるのかを確認しました。市の回答は、現状、数多くある公園の管理困難では、今、策定している公園管理方針にも沿って全ての公園でなく、より重要度が高く、必要な公園に集中して、管理を進めていくという回答でした。

<白井市議 了>

小金井市議会傍聴学習:2019年3月議会・一般質問1日目(2月27日)

小金井市3月議会の一般質問第1日目は、以下の一覧表の6名の方々の質問です。

表の中のそれぞれの市議の名前をクリックすると当該質問のページに行くことができます。質問内容や傍聴するのに参考となる資料などもご紹介しています。当日は、現地で傍聴していただくもよし、オンタイムだけでなく、後日、Web傍聴していただける場合にも参考になるようにと準備したページです。

傍聴後に色々、ご意見などを当該一般質問頁や問い合わせなどから、コメントでお寄せいただければ幸いです。(生活環境部会・市議会傍聴環境づくりチーム)

一般質問  平成31年2月27日(10:00~)
発言順議員名発言時間
1吹春やすたか10:00~1時間程度
2鈴木成夫11:00~(1時間程度)
3村山ひでき13:00~(同上)
4沖浦あつし14:00~(同上)
5小林正樹15:00~(同上)
6宮下誠16:00~(同上)

さらに、本日の一般質問の6名が終了後に当該、Web動画ファイルをリンクまたは、各市議の一般質問準備編頁に設定し、後日傍聴が可能なようにしてみようと考えています。もちろん、各市議とも準備編と実際の一般質問を傍聴後には、さまざまな課題(資料掲示できなかったためなど)も見えてきます。その点の修正も加えていきたいと思います。そうすることで事後の傍聴もよりわかりやすくなるはずです。

また、明日の一般質問の準備編もアップをしていきたいと思います。ご期待ください。

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問1日目>宮下誠

2019年3月議会・宮下誠市議の一般質問準備編

宮下市議の一般質問は、1日目の最後となります。質問通告は、以下の通りです。

実際の傍聴は、会議場だけでなく、ネット上でもYoutubeの動画などを視聴することでも可能です。こちらから、傍聴できます。是非、チャレンジしてみてください。

質問その1:東京オリンピックに向けての地域の観光素材としての伝統文化イベントについて

イベントの実施は、オリンピック、パラリンピックに合わせて、来年の夏として、別な市議の質問でも問われた東京の各地域での観光資源としての行事開催を求める内容です。元々夏におこなってきた市民団体なども参加した市内のイベントを結集してこの東京オリンピック開催の機運醸成と連携するのはどうかと問いかけておられるようです。外国人の観光誘致と絞っているわけでもなく、その盛り上がりに便乗しようということなのでしょうか?詳細は質問を聞いてからということになるでしょう。

質問その2:7月にオープンするJAファーマーズマーケットを応援しないか?

通告による具体的な提案としては、地場野菜などの農業振興や食育という既に進められている産業振興策の一環として、そのオープンのタイミングを位置づけて、何か行政で実施しないかという提案のようです。実際のどんな規模と機能をもったマーケットがオープンするのでしょう。今までは、市内では、本町のファーマーズマーケットだけでしたから、よりオープンする施設の近郊にお住まいの方々に便利になると良いですね。詳細は、どこで情報配信しているのでしょう?

質問その3:最近開始された「防災メルマガ」と「防災朝礼」を連携させるアイデアについて

市民の防災意識向上や啓発にこうしたツール、活動を活用したらどうかという防災意識啓発に関する提案のようです。もっと市のHPや様々な団体に協力を依頼して、市民に知らせる工夫を求めておられるようです。多分、この防災メルマガというのは、「こがねい安全・安心メール」(地域安全課で管理運用)のことだと思われます。その詳細は、市の公式サイトのこちらのコーナーでご紹介しています。一度、どの程度の情報配信がされているのかをチェックしてみるのも良いかもしれませんね。

<宮下市議一般質問 了>

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問:1日目>小林正樹

2019年3月議会一般質問:小林正樹市議準備編

小林正樹市議の一般質問の通告は以下の通りです。

一般質問の傍聴は、現地(本庁舎内会議室)または、Web上でYoutubeで傍聴がこちらから可能です。オンタイムで中継動画、その後は特定の動画ファイルで傍聴できます。

質問その1:小金井市に未来を創る青少年教育について

この質問課題については、小金井市では、児童青少年課が所管しています。市の諮問機関としては、小金井市青少年問題協議会(こちらから、会議録などがご覧いただけます。)で様々な課題が討議される他、それ以前は、平成22年まで小金井市生小片育成環境審議会という組織があり、報告(会議録などはこちらから)などをおこなっていましたが、その後どのような答申や施策に結びついたのかはわかりません。古い答申では、平成18年のものをこちらで見ることができます。

質問その2:誰もが平等に社会参加できる「まち」にするために

この質問で小林氏は、先日成立した障害者差別解消条例(こちらでご覧いただけます。)に基づいて、より具体的な施策を進めるようにと質問されるようです。具体的な市の関連する施策、特に手話言語条例などを取り上げての具体策を求めると思われます。

<小林正樹市議一般質問 了>

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問:1日目(2月27日)>沖浦あつし

3月議会・2月27日沖浦あつし市議の一般質問の準備編~事後編

沖浦市議の一般質問でも事前に資料提示をいただいているので、事後編もあわせて、週末Web傍聴を試してほしく、追加で事後編を加え、傍聴しやすさを目指しました。以下をご覧ください。

沖浦市議からは、事前に質問に関する資料(本人資料と市側に要求した資料)の提示をいただきました。ありがとうございました。沖浦氏の質問通告は、以下の通りです。

準備編(開催前に作成)

質問その1:小中学生がインターネット・SNSをより良く使うための取組について

この質問については、沖浦市議より、質問概要と関連データなどをまとめた資料を本人資料として提示していただきました。以下に掲示します。ご覧ください。この質問概要によるとインターネットの活用についての家庭での対応などの現状を伝えておられます。また、通告によると「第5次基本計画(平成33年度からの長期計画)」へ盛り込むようにということで「学校教育(学校教育部担当)」と「生涯教育(生涯教育課担当)」での施策を求めています。そのためか、市側への資料請求では、学校教育部からの資料2種を提示いただきました。これも以下に掲示いたします。

傍聴用動画ファイルを開く

事後編

動画ファイルの当該時間:57:20~1:15:00

本人資料は、市報こがねいの2月1日号の5面の市内の小中学校へのインターネット利用アンケートに関する内容でした。詳細は、ちらでご覧いただけます。

小中学校のインターネット利用実態調査の結果が厚生文教員会や市報で公開されたことを指摘して、非常に課題が浮き彫りにされ、有意義だと思うとされ、学校教育部長にその結果、見えてきた課題とは何なのかを質問しています。

教育部長の回答から:

*学校、家庭でのインターネット利用のルールづくりが大きな課題

その上で、小金井市で2月(開設後、1か月)からの実施されている子どものネットトラブル相談窓口の現状を確認しましたが、教育部長の回答はまだ相談はないとの回答がありました。

注:上記の市報でのネットトラブル相談窓口(単なる相談受けのメールアドレスのみ?)の表示では、2月のみの開設のようですが、全く相談がなく、且つ窓口が継続されないのなら、どんな意味があったのでしょう?不思議です。

続いて沖浦市議は、学校でのルールの確認を質問をされています。教育部長はスマホの持ち込みなどは認めていないという回答に、学校の場での保護者や生徒などと一緒にルールなどの講習、啓発が重要だが、どの程度進んでいるのか?と質問され、現在、セーフティー講習などを継続し、さらに進める方針だという回答がありました。

こうした現状認識の中、沖浦市議は、「最近の文部科学省の小中学校へのスマホなどへの持ち込みを認める方針への転換が伝えれてた現状を報告し、今後は、学校に持ち込まれること前提に利用指導や相談受けが重要になる。より具体的な対策の変化が求められる。」と延べられました。このことが今回の質問の大きな主旨のようでした。そうなるとスマホ、さらにはSNS利用が当たり前になる今後、そうした環境での生徒からのインテ―ネットトラブルにおけるSOSを受ける制度、サービスが求められることを指摘されました。

この意見に、教育部長の回答は、東京都のスマホ教育アプリ(SNS東京ノート)の存在もあり、その活用なども視野に子どものSOSを受け取れる体制を整備していきたいと回答されました。

注:SNS東京ノートについては、東京都教育委員会のこちらをご覧ください。

質問その2:第5次基本構想の方向性とまちの魅力づくり(シティプロモーション)について

準備編(質問開催前日に作成)

また2番目のシティプロモーションなどは、まちづくり推進課などのまちづくりにつしての広報計画などの案件なので、まちづくり推進課や長期基本計画づくりについて現在、設立や参加募集も進行している「まちづくり策定委員会」などにも関わる話題かもしれません。市側の回答に注目してみたいものです。

<学校教育部学務課からの「地場野菜」に関する提示資料>

これらの資料を元にした提案と各課からの説明を確認しながら、ご覧ください。

事後編(傍聴後に作成)

動画ファイル時間 1:15:10~

実際にいただいた市側への要求した資料は「地場野菜」の利用現状の資料でしたので、どんな論旨になるのか楽しみでしたが、実際の質問は、以下の通りでした。

(以下、現在、編集中…)

<沖浦市議の一般質問準備 了>