雨水浸透設備調査:道路浸透桝編 その6>後日談

1月24日の工事見学報告実施後に下水道課の工務維持係からの情報提供でわかったこと

その5の投稿後に丁寧に、下水道課から、小金井市の下水道課の設置している雨水桝についての情報提供が本日、ありました。ほんとにありがたいことです。その内容を元にしたのが、今回の後日談です。以下がその雨水桝の標準構造図です。小金井市の公式サイトにあるこちらのページの「下水道施設慈悲工事(開発行為・位置指定・一般)申請・完了様式類」という項目の小金井市下水道標準構造図にある図面です。

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雨水浸透設備調査:道路浸透桝編 その5

小金井市下水道課による道路浸透桝工事見学報告 2019年1月24日 第3弾

第一回の工事見学は終了したのですが、一部疑問点が残ったので、その後調べた内容をご紹介します。メインは、浸透桝と並んで連結される、既に設置されていつ「雨水枡」についてです。工事現場では、目視で観察はできたのですが、その構造が良くわかりませんでした。最終的には、これも下水道課にお願いして、その構造を教えていただくのが良いのですが、一応、ネットで検索して、調べてみました。そのご報告をします。

小金井市内で市道に見られる雨水桝って、どんなもの?

工事見学で雨水桝をみた時にその簡単な構造(浸透桝との連結部分や、下水への排水管の位置など)や蓋がどんなものかを知ることができたので、一応その画像を以下にご紹介します。

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雨水浸透設備調査:道路浸透桝編 その4

小金井市下水道課による道路浸透桝工事見学報告 2019年1月24日 第2弾

いよいよ、今回は、道路浸透桝工事の詳細報告です。

昨年から開始した道路浸透桝調査のその2でもご紹介したように下水道課の市道への道路浸透桝設置は、毎年30箇所程度で既に120か所以上が設置されています。調査報告のその2は、こちらからご覧ください。そこでも構造図面で紹介したように、既に設置されている「雨水枡」の隣に設置する方式です。今年度(30年度)は、1月から2月の工事で中町2丁目の栗山公園の西側の市道です。設置場所は以下の工事マップをご覧ください。今回は、北側から工事を始め、南側に進んでいくようでした。24日の見学は、第2段階の工事で「外側の桝設置」でした。見学した工事エリアは、以下のマップの赤い〇で囲んだ場所です。

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雨水活用WG:雨水浸透推進プロジェクトのための情報収集

雨水浸透推進プロジェクトでは、条例改訂や小金井市独自の大型施設に対しての雨水浸透設備基準づくりを進めていきたいと考えていますが、そのプロジェクト過程でも多くの建設が進められることが予想されます。新庁舎はもちろんですが、市内各所に大きな建設計画が進んでいるようです。

生活環境部会では、市の建設部から、環境政策課を通して、地下水保全会議に提供される前に市民からの情報でこうした建設計画を知り、その雨水浸透設備指導がより確実に推進されることができないかと考えています。

今回は、東町4丁目の老人ホーム建設計画(橋本造園の植木園に建てられるために全面浸透地への大型施設建設となります)を参考に情報整理と具体的な浸透設備の施工推進を摸索していく予定です。

以下の場所がその建設予定地です。撮影は、平成30年10月13日です。

もう既に整地され、建設計画が以下の通り、掲示されていました。

建築面積が1,384㎡で着工が2018年10月1日で、完成予定が来年の6月30日です。まちづくり条例の規定では、建設規模からは、第9章の「指定開発事業」にあたり、第37条以下の規定を守る必要がある建設事業となるようです。既に着工ということは、建築計画は市で認められているのでしょうか。その中で、元々植木園という浸透率100%の場所にどの程度の浸透設備が予定されているのか、知りたいところです。地下水保全会議には、相変わらず、ボーリング調査の地下水脈との関連のみが報告されるようだとすると、この地下がない、地上3階の施設は、どのように報告され、検討されているのでしょう?是非、調べていきたいと思います。

第2次小金井市環境基本計画で策定され、具体化提案されている雨水浸透計画を評価するために

もう第2次小金井市環境基本計画は、策定されてかなりの月日がたちます。第3次の話も見えてきている現在。この第2次計画での提案と現実を直視するために本部会では、「談話室(Webフォーラム)」でこの計画の進捗についての意見交換をする場所をつくりました。当初は、「雨水浸透計画の進捗について」としています。一度、こちらをご覧の上、自由にご意見をご投稿(Replay)ください。

武蔵小金井駅南口第2地区再開発事業での雨水浸透推進プロジェクトを開始

先月より、小金井市環境市民会議で「武蔵小金井駅南口第2地区再開発事業」での雨水浸透推進プロジェクトが開始されました。先日19日の運営会で有志で作成した推進基本案が了承され、実際の活動が始まります。

生活環境部会でも現在進めている「小金井市における雨水浸透の現状調査」で収集してきた下水道課の道路浸透桝設置と東京都建設局の小金井市域内の都道における雨水浸透設備設置状況調査結果などを中心に情報提供し、この活動の推進に協力する予定です。このサイトでも順次活動経過を報告していきます。

第一期は、同再開発事業への雨水浸透推進に関する西岡市長への提言や市議会への陳情などを視野に実施予定です。3月の市議会が終わる26日以降に実施設計と活動を進める会員メンバーを募る予定です。