小金井市公民館東分館・地域課題講座2020年「3Rでつなぐ環境バトン」全3回シリーズ講座>第1回「レジ袋有料化から読み解く・日本のプラスチック最前線」開催報告

PPT資料表紙

2021年1月15日10:00~12:00 東分館集会室AB

参加者:10名申込中、9名参加(1名欠席)、講師:崎田裕子(ジャーナリスト・環境カウンセラー)

会場は、コロナ禍対策も万全に机1台に1名という参加人数制限下で手指の消毒はもちろん、連絡先登録から、当日検温まで徹底した参加者管理と講師席にも飛まつ防止シールドを設置した状況での開催となりました。

会場風景
崎田講師もマスク着用でシールド越しに講演を

崎田講師の略歴は、以下の通りです。

ジャーナリスト・環境省登録の環境カウンセラー。
1974年、立教大学社会部卒業。株式会社集英社で11年間雑誌編集を務めた後、フリージャーナリストに。
生活者の視点で社会を見つめ、近年は環境問題、特に「持続可能な社会・循環型社会づくり」を中心テーマに、
講演・執筆活動に取り組んでいる。環境省登録の環境カウンセラーとして環境学習推進に広く関わっている。2001年度、首相の私的懇談会「21世紀『環の国』づくり会議」メンバー2003年度、環境大臣の懇談会「環境と経済活動に関する懇談会」メンバー2004年度、環境大臣の懇談会「環境ビジネスウィメン」メンバー

〇現在の主な公職

*環境省>「中央環境審議会」委員、「政策評価委員会」委員

*経済産業省(資源エネルギー庁)>「総合資源エネルギー調査会」委員

*経済産業省>「産業構造審議会」>臨時委員

*国土交通省>「国土審議会」委員、「社会資本整備審議会」臨時委員

他、環境分野の委員を多数務める。

講演レジメは、以下の通りです。

休憩をはさんで、2時間に及ぶ講義>詳細報告は、別途予定しています。

積極的に意見を紙で提示して、交流する参加者

コロナ禍での会話は避けながらも参加者の参加(記載した紙を提示しての意見参加)を促すなど工夫された講演で、参加者の意識と寄り添いながらの講義は、その経験値の高さを感じさせる講義でした。

世界的な視野でのプラスチックによる海洋汚染の現状から、私たちの身の回りのレジ袋につなぐ話題から、東京オリンピック2020大会でのエコ対策まで幅広い知識を提供いただきました。

第2弾の報告へ


生活環境部会内でのよりよい小金井地域独自の環境講座設計のための「討議と計画立案」へ

,さらに生活環境部会・ごみ部会では、こうした外部講師による環境講座を小金井独自の形で展開するための検討会を実施していく予定です。その過程で地域での環境講座講師育成を進めていきます。

詳細は、ごみ対策ワーキンググループの方は、当該フォーラムをログインしてご覧ください。

<この項 了>

ごみ対策ワーキンググループ:市民活動連携プロジェクト>HDMを進める会の活動報告

2020年10月定例会:報告

10月の生ごみ・生ごみの動き

(1)ごみ搬出量4月~7月>3か月合計による昨年度比較(単位:㎏)

R元年度R2年度増加量増加率(%)
可燃粗大ごみ75,72083,5107,79010.1
不燃ごみ493,270798,39030,51261.9
廃プラスチック757,200847,62090,42011.9
乾電池9,35012,7403,39036.3
蛍光灯3,2303,72049015.2
鉄くず等104,330124,50020,17019.3
合計1,443,1001,870,480427,38029.6
*令和2年9月16日 環境部中間処理場担当 第3回定例会資料

(2)リサイクル事業所継続陳情書採択と決議

本会議で、リサイクル事業所の継続をのぞむ陳情5本が19対4で採択、9月25日市議会本会議で、さらに1本が採択され計6本になりました。また、「小金井市の行政運営に抗議し、リサイクル事業所の再開を求める決議」が19対4で可決されました。


<小金井市のリサイクル事業所の継続をのぞむ陳情書(代表 横須賀雪江)>
陳情項目
*早急に、リサイクル事業所を新庁舎等に影響のない範囲で再開、もしくは市民が利用しや
すい別の場所に開設すること。
*小金井市としてリユース・リサイクル事業の維持推進の方策を示すこと。
*方策に示すにあたっては、シルバー人材センター及び市民と協議すること


    <小金井市の行政運営に抗議し、リサイクル事業所の再開を求める決議>


〇提出市議:鈴木、白井、坂井、田頭、片山、渡辺(大)、水上(敬称略)
趣旨(要旨)
*リサイクル事業所の存続の陳情書が採択された。小金井市は市民の陳情で示された声と議会意思を尊重し、リサイクル事業所の再開に向け努力すべきである。
*各陳情書は8月4日の建設環境委員会で審査された。前日の8月3日市からの申し出によりリサイクル事業所閉鎖する「解約合意書」をシルバー人材センターと交わした。議会に相談もなく陳情が審査される前日に解約手続きを行ったことに対し、厳しく抗議するとともに遺憾の意を表明する。
*市は「リサイクル事業所の役割は終わった」としているが、新型コロナ感染症の広がりの中、不燃ごみ、粗大ごみ等が大量に排出されている。「循環型都市ごみゼロゼロ小金井」にふさわしく、「3R」をさらに進め、リユースの拠点であるリサイクル事業所の役割がさらに求められことは明らかである。
*二枚橋焼却場跡地に「常設ではなく、違った形でやっていきたい」としているが、リサイクル事業所の存続を求める市民の願いや議会意思を満たすものではない。よって議会は西岡市長に以下の事項を求めるものである。


1.リサイクル事業所の再開を、市民が利用しやすい新たな場所での開設を求めて、具体的に検討すること。
2.今後のリユースの在り方について、市民の声をよく聞き、具体的な方針と方策を明らかにすること。

以上決議する。 令和2年9月25日

ごみ対策ワーキンググループ:市民活動連携プロジェクト>HDMを進める会の活動報告

2020年9月定例会:第2弾報告

消滅型生ごみ処理機「ゴミサー」について

2018年5月16日

エスキー工機株式会社(042-655-0130)の生ごみ消滅型処理機ゴミサーが「生ごみリサイクル全国ネットワーク(2018年5月号)」で記載されていました。2016年には環境省から地球環境保全功労者として表彰されています。全国で2800台が稼働しています。同社のホームページでは、以下のように紹介されています。


① 処理が早い・・・24時間でほぼ生ごみは分解されます。
② 臭いにくい
③ 減容率99.9%、残渣ほぼゼロ・・・生ごみをすべて水と炭酸ガスにします。
分解された水はそのまま流せる。設置場所は屋内でも屋外でもOK。
稼働には水道、排水、電源が必要です。
④ 体ランニングコスト
媒体コア(分解促進剤)を定期的に交換する必要がない。年数回の補充で済む。一般的な生ごみ処理機に比べ大幅なランニングコストの削減が実現します。乾燥式などに比べ光熱費も大幅に抑えられます。保温と1時間1回1分間のかくはんのため電気代はほとんどかかりません。
⑤ 自動運転らくらくメンテナンス
特殊なメンテナンスの必要はなく、日頃のメンテナンスは水を流す程度
⑥ 生ごみは随時投入、連続運転
⑦ 耐久性、安全性を徹底追求
オールステンレス、フタ開時等の自動停止機能

形式処理量(kg/日)大きさ重量(kg)購入価格
G105~10670×640×834100
G2010~20822×778×1082170
G3520~35822×1128×1039350
G5040~501038×2129×1753600
UP10050~1001220×2129×17531000
*100㎏/日以上1tまで各種全15種あります。それぞれ注文生産となっています。
*処理機はリースも可能です。

新たに市内で開催される環境関連イベント情報の掲載を本年度より開始しました。

第1弾は、小金井市の公民館東分館の市民講座です。段階的にイベント登録は本サイトにユーザー登録いただければ、どなたでもイベント登録を可能にしていく予定です。基本は、イベント開催情報を右フレーム内に自動表示をしていく予定です。

小金井市公民館東分館・環境講座
「3Rでつなぐ環境バトン―今変わる、リデュース・リユース・リサイクル―」
講座
を開催します。

注:年明け1月5日での参加者応募の受付状況:予定数に達して、参加申込受付は終了しているようです。

レジ袋など、使い捨て型のプラスチック容器包装は、様々な環境問題の原因となっています。また、大量の食品ロスが発生することも重要課題です。全国でプラスチック製買い物袋が有料化され、食品ロス削減推進法も策定された今、改めて身近な環境問題と私たちのくらしや社会のこれからを、一緒に考えてみませんか。


講座内容:
第1回 令和3年1月15日(金曜日)午前10時から正午まで 「レジ袋有料化から読み解く、日本のプラスチック最前線」
第2回 令和3年1月22日(金曜日午前10時から正午まで「なぜ減らす?どう減らす?私たちの地域で広げる、食品ロス削減」
第3回 令和3年1月29日(金曜日)午前9時15分から午後1時頃まで「野外研修 武蔵野クリーンセンター、むさしのエコreゾート見学」 ※ガイド付き中型バスで移動します。

開催場所:1月15日、1月22日 公民館東分館1階集会室A・B
    1月29日 武蔵野クリーンセンター、むさしのエコreゾート
講師:第1回、第2回  崎田裕子さん(ジャーナリスト、環境カウンセラー) 第3回 現地職員
対象・定員  市内在住・在勤・在学の方 10人(申込順)   参加費 無料

申込方法  令和2年12月16日(水曜日)午前9時から電話または、公民館東分館窓口へ>問合せ  公民館東分館  電話042-384-4422

市政点検ワーキンググループ:提言達成推進プロジェクト>新企画第1弾

今後のプロジェクト推進の方向性を設計する

本ワーキンググループの第5期計画の審議会傍聴環境づくりの開催情報の告知調査に続く企画として予定していた「提言達成推進プロジェクト」の方向性が決まりました。主な目標は、提言達成の市民による現状把握ですが、その都度の審議会傍聴では、過去の「提言内容」を理解するのは難しいことがわかりました。原因は、その構成員が変わった後に、その達成に向けての「審議会討議の継承」がなされていないことにあります。主催者側の市がそうした機能を求めておらず、前会議からの申し送りも形式的なものに終始し、その努力が継続されないというのが実態のようです。

本ワーキンググループでは、こうした課題の解消に向けて、まず、その1として、どんな提言がなされているのかを審議会単位で継続的に検索でき、その達成に向けた活動の現状を報告できるようなコーナーづくりを行うことにしました。第一期(2021年度)は、提言の全体像を把握する作業:提言データベースづくりとなります。その上で、試験的にいくつかの「審議会での提言達成の現状調査」と「達成率の告知」を推進していきます。

ただ、現状メンバーの高齢化もあり、実際の審議会のリアルな傍聴が困難でもあり、他団体などのと協力により、調査実施を「情報公開度調査」と並行して、有償化して、継続できないかを検討することにしました。2月より、本プロジェクトも審議会開催情報の告知調査と連携して、定期レポートを掲載していく予定です。