審議会傍聴報告:平成30年第3回小金井市文化財保護審議会

文化財関連の審議会では、「市史編さん委員会」に続いて2つ目の「文化財保護審議会」の傍聴報告です。

1)「意見・提案シート」の準備有無

この審議会も「市史編さん委員会」と同様に傍聴席には、「意見・提案シート」の用意はありませんでした。委員の先生方が文化財政策に意見を交わす場で、傍聴者に意見を聞く必要もあまり感じていないような雰囲気です。当日は、私を含め、2名の傍聴者でした。今後のシート採用を審議していただけるというような雰囲気でもなく、運営管理する文化財係の方々も特に傍聴者に関心をとめるようなこともなく、終わりました。

2)審議内容について

審議会の次第は、以下の通りです。

この審議会も資料は、市の公式サイトでは会議録のみで、資料公開はありません。当日の傍聴者には、上記の次第とともに一部の審議委員に配布されたものの一部は、資料として配られます。1)の市登録の文化財登録については、こちらの手元には資料はなく、2)の文化財シーク主催事業(3件①史跡めぐり「野川竜輝の遺跡を訪ねて」②文化財講演会「江戸遺跡と小金井(講師:東京大学埋蔵文化財調査室:追川教授)」③市制施行60周年記念展示「小金井の絵図」)については、簡単な資料のみが配られました。既に市史編さん委員会でも配られたものなので改めて、説明する必要はないかもしれません。ただ、この審議会は、この③の「小金井の絵図」展示や文化財の視察がメインのスケジュールだったようで、文化財センターでの討議の後に市内の文化財視察が予定されていました。

私のスケジュールでは、文化財センターでの「小金井の絵図」展示説明のみは参加できましたが、残念ながら、その後の視察には同行できませんでした。

その他、審議委員の方々からは、様々な提案(例:石造物の保存展示の今後、玉川上水の歴史変遷を読み込めるような写真の整理事業など)がありましたが、ここでは、詳しくお話はしません。あくまで、それぞれの委員の方がご自分の知見の範囲で私見を述べられ、その後文化財係がどのようにそれを検討するかが、本来の課題なのでここではご紹介はしません。その後、こうした意見がどうなるかは文化財係に問い合わせるしかありません。

残念だったのは、それぞれの委員が専門分野が異なるためか、ある委員が「**は、**なのかねえ」と疑問を提示された際に、文化財係からも他の委員からも正しい説明がなされず、そのまま、話が進んでしまうということが散見された点です。傍聴者でなければ、思わず手を上げて「それは**」と発言してしまいそうになることも多く、こうした発言への回答を文化財係は記録して、後日報告するのかが気になりました。(学芸員の多田さんが同席されたら、解説していただけたような内容もありましたが…)

2)「小金井の絵図」展示の学芸員による解説

審議の後は、文化財センター内の展示視察でした。この「小金井の絵図」展示の解説は、多田学芸員の説明で進められました。

非常に興味深いもので、是非、今回の「小金井の絵図」展示を見られることをお勧めします。詳しくは、市の公式サイトのこちらのページをご覧ください。地図に記載された判読の難しい字なども丁寧に解説したパネルや現状の地図での場所特定もできるように解説が工夫されており、さすが、多田さんの仕事と関心しました。もちろん、全ての文字が判読、解説されていたわけではないので、「ここの文字も…」とお願いしたい部分は多かったのですが、いたしかたありません。ただ、貴重な明治初期の史料であることには納得しました。

次回は、来年の2月です。年間数回の審議会でどのような効果、成果が望めるのか、また、次回も傍聴してみようと思います。当然、次回の審議会に向けて、「意見・提案シート」がないので、意見は出せませんでした。

<第3回審議会報告 了>

 

審議会傍聴報告:2018年第2回環境審議会 第2弾

今回は、第2弾です。2)でご紹介した「内部環境監査」をより深く考えていきます。

3)環境マネジメントシステムについての検証

この環境マネジメントシステムは、2009年に策定、開始された市役所の庁内での環境改計画です。概要は、小金井市の公式サイトにあるこちらのページ、詳細実施計画「小金井市環境マネジメントシステムマニュアル」のPDFは、こちらをご覧ください。

あくまで、市役所内の環境改善推進のように見えますが、実際の小金井市の第2次基本計画の計画の進行管理と評価という頁(以下に掲示します)を見ると、この環境計画のPDCAという計画管理実行サイクルとしては、庁内内部監査だけが「環境マネジメントシステム」として明示されているだけで、外部や市民、その他の団体による監査、評価は、具体的には示されていません。必要性のみ語られ、システムとしては存在していないのです。また、この庁内の環境改善管理システムともいえる「環境マネジメントシステム」の評価、改善、見直しは、行政自身によるもの以外は、この環境審議会にその役割が課されているのです。

以下の第2次環境計画の進行管理と評価の頁をご覧ください。

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審議会傍聴報告:2018年第2回環境審議会 第1弾

1)審議会の継承を考える

今回の審議会は、平成28年後半から、傍聴を続けている小金井市環境審議会です。実は、前回傍聴したのが、平成29年最後の第4回環境審議会でした。会長と副会長が変わると聞いて、これは傍聴しなくてはと思いながら、平成30年の5月に開催された第1回審議会は、所用で傍聴できませんでした。結果、ようやく今回の第2回の審議会で資料として提示された第1回お審議会会議録で内容を知ることができました。

以下が平成30年第1回の環境審議会の参加者と議事次第です。赤字でNEW!と書き足したのは、私です。10名の委員中、会長、副会長を含む6名(内訳は、学識経験者3名、事業者1名、公募市民2名です)が新たに選任されたのです。第一回に欠席されているのは、平成29年の会議の途中から着任された東京都環境事務所の宗野委員で、第一回に参加された委員は、9名(いままでで最高の出席率です。新任委員が多いためでそう。)です。環境審議会の参加状況としては、昨年度まで、傍聴してきて、大体、毎回欠席者が数名はおいでになり、通常は、5~6名程度での開催がほとんどでした。

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審議会傍聴報告:2018年第2回小金井市青少年問題協議会専門委員会

今回は、教育関連の協議会傍聴が続きました。多くの市議や学識経験者(小中学校教員や大学の教育専門分野の教授など)やk市職員、関連行政団体の職員、市長などで構成されるのが、「青少年問題協議会」のようです。

1)傍聴者の現状と「意見・提案シート」の設置

この協議会の公式サイトにある会議録を見ていて、やはり傍聴者が無いことがほとんどだということがわかりました。

そのためか、この審議会でも「意見・提案シート」は傍聴席に用意されていないということです。今回の専門委員会でも多分、本体の協議会が無ければ、無いだろうと思うのですが、一応、傍聴して、確認する予定でした。

結果、「意見・提案シート」は地準備されていませんでした。青少年課の職員も本体の協議会でないので、こちらでも用意していないとのことで、是非、設置、配布を検討して欲しい旨を係長にお願いしておきました。今後の結果を見たいとおもいます。

2)議事:小中学校へのアンケートについて

今回の専門委員会の議事次第は、以下の通りです。

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審議会傍聴報告:2018年第3回図書館協議会 その2

今回は、第3回図書館協議会の第2弾です。

以下の審議次第では、報告事項(1)の平成30年第3回(9月議会)市議会定例会等報告からです。具体的には、図書館業務に関する市議会の一般質問の報告についての内容説明です。図書館からの報告では、4名の市議が図書館関連の質問があったという報告です。大きく分けると「団体貸出制度の見直し」「LGBTへの理解促進に関する対応」「新庁舎への図書館の設置」という3つのようです。市側の報告では、この質問への詳細な回答の概要は伝えられませんでした。あくまで、そうした質問(提案)があったにとどめられました。

このことから、見えてくるのは、図書館協議会自体の機能は、図書館長の諮問により、意見をまとめて、述べることと、図書館長に意見を述べることができるとされているためか、生涯学習課への図書館に関する市議からの提案、意見はそのまま、協議会に掛けられるわけではなく、あくまで図書館長(生涯学習課との調整の上)が必要と認めて、諮問しない限り、この場には出てこないことです。唯一、市側から、質問への回答として提示されたことが報告されたのが、沖浦市議の「図書の学校などへの団体貸出制度」についての回答でした。この施策は、この協議会でも子どもの学習支援というテーマで取り上げ、審議されているものだからです。

市議の質問や提案も余程、テーマを絞り、さらに「この件で図書館審議会で是非、検討してもらえるようにしてほしい」とでも付け加えないと難しいのかもしれません。

今回の調査報告では、その唯一回答された「団体貸出について」の沖浦市議の質問がどのようなものだたのかとその結果のこの協議会への報告の顛末をご紹介します。

まずは、図書館協議会への市側からの報告です。以下のようなものです。

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審議会傍聴報告:2018年第3回図書館協議会

今回は、初めて傍聴する「図書館審議会」です。今回は、事前に図書館審議会関連の情報を学習、予習しないでのチャレンジをしてみました。もちろん、社会教育委員の会議を傍聴したこともあるので、図書館協議会の役割などは知っていたのですが、以前の会議録を事前に読み込んだり、小金井市の図書館運営方針などを研究しませんでした。図書館を良く利用する一般の市民の気分で臨んでみました。以下が今回の第3回図書館協議会の議事次第です。

かなり内容は盛り沢山で、資料も多く、とても一回の傍聴を逐一報告していくとかなりのボリュームになりそうなので、今回は、特に気になった一部をご紹介します。議題のメインは、運営方針とそれに対するパブリックコメントについての検討なのですが、この案件は、パブリックコメントについては、資料への質問が何件かあったのですが、従来から、検討を進めてきたという運営方針の改訂版については、かなりすんなりと了承されました。気になったのは、議題ではなく、報告事項のいくつかです。

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