栗山公園調査:植栽調査「台風後の臨時調査」

台風24号の猛威は、栗山公園でも大きな被害をもたらしました。短い時間の臨時調査なので一部を確認しただけです。既に市の環境政策課の注意表示もあったので、市の公園係には報告されていると思いますが、根本からの完全な倒木が4本もありました。枝が折れて、落ちているのものは、センダンやエノキなど数知れずという感じですが、大木が根元からというものだけ、ご報告します。

西南角のサルスベリ

何か月か前にご紹介した、赤い花の開花していたサルスベリです。完全に根元から、倒れたようです。環境政策課の注意喚起のパイロンが建ててあったので、市に報告はされ、現状認識はしているようです。

“栗山公園調査:植栽調査「台風後の臨時調査」” の続きを読む

栗山公園調査:植栽調査12「サルスベリ」

栗山公園の植栽調査の第12弾は、「サルスベリ(百日紅、紫薇)」です。

公園内では、南西角のA-areaに赤と白の2種類のサルスベリがあります。場所は、以下のマップでご覧ください。

サルスベリは、百日紅とも呼ばれるように他の花が少ない、7~9月に長く咲くので公江戸時代から、大名屋敷や寺社に植えられ、庭木として人気がありました。剪定にも強く、扱いやすいことも理由でしょう。現在は、多くの公園や学校などでも見ることが出来ます。原産地は中国で、唐代には、宮廷「紫微」の花として、「紫薇」と呼ばれ、珍重され、多くの詩人もこの木・花を詠っています。

この花の詳細は、提携サイトのこちらの情報を参照してみてください。

“栗山公園調査:植栽調査12「サルスベリ」” の続きを読む

栗山公園調査:植栽調査11:「ガクアジサイ」

栗山公園の植栽調査第11弾は、「ガクアジサイ」です。

公園の東北角のFエリアのベンチ脇に植栽された白い「ガクアジサイ」をご紹介します。

2~3株のガクアジサイで運動場のネット裏から、ベンチに座って眺められる以下の場所に植栽されています。

Fエリアのガクアジサイの植栽場所マップ

“栗山公園調査:植栽調査11:「ガクアジサイ」” の続きを読む

栗山公園調査:植栽調査10:「センダン」

栗山公園の植栽調査の第10弾は、運動場の周囲に配置され、この公園の最も特徴的な植栽である「センダン」です。かなりの高木が多く、全体像は眺められるものの、開花などを双眼鏡でもないと見れない人のためには、センダンが植えられた反対側の運動場東側の入り口に実生から、自然に生えたセンダンがあります。この幼木を見ると、まだ、それほど丈も高くなく、開花状況を樹下から見れるようです。以下にご紹介します。5月には開花しています。

運動場のセンダンの植栽場所のマップ

“栗山公園調査:植栽調査10:「センダン」” の続きを読む

栗山公園調査:植栽調査09 蔓植物編:その2「テイカカズラ」

健康運動センター北側通路のツタ植物の第二弾は、「定家葛、テイカカズラ」です。

本来は、西と東の端の2本のコンクリート柱に植栽されていたようですが、現在は、1本が枯れて、3本のみのようです。白い花弁の可憐な花はやはり、芳香があたりに漂うようです。

西側の1本の定家葛で、傍のフェンスにまで巻き付いて、伸びています

この向いの柱には、何もなく、多分枯れてそのままになっているようです。東側の端の2本は見事に咲き誇っています。

“栗山公園調査:植栽調査09 蔓植物編:その2「テイカカズラ」” の続きを読む

栗山公園調査:植栽調査08 蔓植物編:その1「カロライナジャスミン」

健康運動センター北側通路の蔦植物編の第一弾は、「カロライナ・ジャスミン」です。

ジャスミンというと「花と香りのジャスミン」という香水やジャスミン茶として知られるモクセイ科ソケイ属のジャスミンと勘違いされることが多いのですが、このカロライナジャスミンは、ゲルセミウム科またはマチン科の植物で全く違う品種です。北米南部からグアテマラ原産でアメリカのサウスカロライナ州の州花となっていることもあって、カロライナと名付けられています。ジャスミンのように芳香があり、花がきれいであるためにジャスミンと付けられましたが、特徴として、花、葉、茎、根全てに毒性がある品種であり、気をつけないといけない品種でもあります。園芸品種として、その繁殖力とあまり手入れがいらない特徴から、多くの場所で植栽されているのですが、まちがってもジャスミンと勘違いして、花や葉を使ってお茶などをいれたら大変なことになります。

“栗山公園調査:植栽調査08 蔓植物編:その1「カロライナジャスミン」” の続きを読む