公民館本館講座「はじめてのバードウォッチング」報告

動物との共生ワーキンググループで進めている市内の関連イベント情報調査の2021年度第1弾です。このコロナ禍でイベント延期や中止が続く中、公民館職員の努力で延期で開催できた数少ないイベントです。

2021年3月13日(土曜)・20日(土曜)に野川公園にて開催

今回は、本館事業係の溝江さんからのレポートです。

バードウォッチングを最近始めた方、今から始める方を対象に、野鳥のこと・ウォッチングの仕方などを学びながら、バードウォッチングを楽しむ講座を開催しました。
新型コロナ感染症による2度目の緊急事態宣言が年明けに発出され、1月30日・2月6日予定の開催を3月に延期とし、参加の皆さんにお待ちいただきました。
2回の講座とも、野川沿いでのバードウォッチングの予定でしたが、1回目3月13日は春の嵐の大雨となり、公民館本館の学習室でのレクチャーに変更しました。講師の野川公園自然観察センターのパークレンジャー木村成美さんは、急な変更にも関わらず、映像を使っての野鳥の紹介や双眼鏡の使い方などていねいにレクチャーしてくださり、参加者の皆さんは事前学習ができてよかったようです。


2回目3月20日は好天に恵まれ、12名全員参加でバードウォッチングをすることができました。4歳・7歳・8歳のお子さんから70代と、様々な年齢層の参加者が、講師の木村さんの穏やかさもあり、ゆったりと楽しそうにウォッチングしていました。皆さんカワセミ(小金井市の鳥)をゆっくり観察でき、その美しさに感動していました。

開催担当、報告:本館事業係 溝江みどり


参加者からの情報も

まろん通信でも、同講座に参加したタッドさんが、この講座をレポートしてくださいました。

まろん通信 No.1880のレポートをこちらから、ご覧ください。

当日、観ることのできた野鳥一覧をそのレポート記事から、以下に転載します。

<まろん通信よりの野鳥の種類を転載>

・カワセミ ・カルガモ ・コガモ ・コサギ ・モズ ・シマアジ(カモの仲間) ・バン・ヒヨドリ ・シジュウカラ ・ハシボソカラス ・ジョウビタキ ・ツグミ ・キジバト ・ドバト ・ムクドリ ・スズメ

<転載、以上>

小金井市環境市民会議の団体会員である「はけの自然と文化を守る会」で小金井市市議選挙候補者に都道問題のアンケートを実施

団体会員である「はけの自然と文化を守る会」では、代表だったはけの環境部会の部会長だった安田さんが市議選に立候補したことから、こうしたアンケートへの課題もあるようですが、是非、各候補者の意見を知るためにも同団体の公式ブログにあるこちらのアンケートをご覧いただけたらと思います。

小金井市公民館東分館・地域課題講座2020年「3Rでつなぐ環境バトン」全3回シリーズ講座>第1回「レジ袋有料化から読み解く・日本のプラスチック最前線」開催報告

PPT資料表紙

2021年1月15日10:00~12:00 東分館集会室AB

参加者:10名申込中、9名参加(1名欠席)、講師:崎田裕子(ジャーナリスト・環境カウンセラー)

会場は、コロナ禍対策も万全に机1台に1名という参加人数制限下で手指の消毒はもちろん、連絡先登録から、当日検温まで徹底した参加者管理と講師席にも飛まつ防止シールドを設置した状況での開催となりました。

会場風景
崎田講師もマスク着用でシールド越しに講演を

崎田講師の略歴は、以下の通りです。

ジャーナリスト・環境省登録の環境カウンセラー。
1974年、立教大学社会部卒業。株式会社集英社で11年間雑誌編集を務めた後、フリージャーナリストに。
生活者の視点で社会を見つめ、近年は環境問題、特に「持続可能な社会・循環型社会づくり」を中心テーマに、
講演・執筆活動に取り組んでいる。環境省登録の環境カウンセラーとして環境学習推進に広く関わっている。2001年度、首相の私的懇談会「21世紀『環の国』づくり会議」メンバー2003年度、環境大臣の懇談会「環境と経済活動に関する懇談会」メンバー2004年度、環境大臣の懇談会「環境ビジネスウィメン」メンバー

〇現在の主な公職

*環境省>「中央環境審議会」委員、「政策評価委員会」委員

*経済産業省(資源エネルギー庁)>「総合資源エネルギー調査会」委員

*経済産業省>「産業構造審議会」>臨時委員

*国土交通省>「国土審議会」委員、「社会資本整備審議会」臨時委員

他、環境分野の委員を多数務める。

講演レジメは、以下の通りです。

休憩をはさんで、2時間に及ぶ講義>詳細報告は、別途予定しています。

積極的に意見を紙で提示して、交流する参加者

コロナ禍での会話は避けながらも参加者の参加(記載した紙を提示しての意見参加)を促すなど工夫された講演で、参加者の意識と寄り添いながらの講義は、その経験値の高さを感じさせる講義でした。

世界的な視野でのプラスチックによる海洋汚染の現状から、私たちの身の回りのレジ袋につなぐ話題から、東京オリンピック2020大会でのエコ対策まで幅広い知識を提供いただきました。

第2弾の報告へ


生活環境部会内でのよりよい小金井地域独自の環境講座設計のための「討議と計画立案」へ

,さらに生活環境部会・ごみ部会では、こうした外部講師による環境講座を小金井独自の形で展開するための検討会を実施していく予定です。その過程で地域での環境講座講師育成を進めていきます。

詳細は、ごみ対策ワーキンググループの方は、当該フォーラムをログインしてご覧ください。

<この項 了>

新たに市内で開催される環境関連イベント情報の掲載を本年度より開始しました。

第1弾は、小金井市の公民館東分館の市民講座です。段階的にイベント登録は本サイトにユーザー登録いただければ、どなたでもイベント登録を可能にしていく予定です。基本は、イベント開催情報を右フレーム内に自動表示をしていく予定です。

小金井市公民館東分館・環境講座
「3Rでつなぐ環境バトン―今変わる、リデュース・リユース・リサイクル―」
講座
を開催します。

注:年明け1月5日での参加者応募の受付状況:予定数に達して、参加申込受付は終了しているようです。

レジ袋など、使い捨て型のプラスチック容器包装は、様々な環境問題の原因となっています。また、大量の食品ロスが発生することも重要課題です。全国でプラスチック製買い物袋が有料化され、食品ロス削減推進法も策定された今、改めて身近な環境問題と私たちのくらしや社会のこれからを、一緒に考えてみませんか。


講座内容:
第1回 令和3年1月15日(金曜日)午前10時から正午まで 「レジ袋有料化から読み解く、日本のプラスチック最前線」
第2回 令和3年1月22日(金曜日午前10時から正午まで「なぜ減らす?どう減らす?私たちの地域で広げる、食品ロス削減」
第3回 令和3年1月29日(金曜日)午前9時15分から午後1時頃まで「野外研修 武蔵野クリーンセンター、むさしのエコreゾート見学」 ※ガイド付き中型バスで移動します。

開催場所:1月15日、1月22日 公民館東分館1階集会室A・B
    1月29日 武蔵野クリーンセンター、むさしのエコreゾート
講師:第1回、第2回  崎田裕子さん(ジャーナリスト、環境カウンセラー) 第3回 現地職員
対象・定員  市内在住・在勤・在学の方 10人(申込順)   参加費 無料

申込方法  令和2年12月16日(水曜日)午前9時から電話または、公民館東分館窓口へ>問合せ  公民館東分館  電話042-384-4422

市内の環境関連イベントを掲載するようにしました

いままで、部会員のみが閲覧できるようにしていた「イベント情報」を公開するようにしました。掲載したいイベントがあれば、問い合わせから、ご提案ください。部会で検討して、可能な限り速やかに掲載していきたいと考えております。

右側のフレームの下部に新たなイベント情報がこれからは、掲載されます。

多摩から江戸・東京をつなぐ水循環の保全再生第3回シンポジウム「玉川上水・分水網の関連遺構100選」の報告

今日は、法政大学の市ヶ谷キャンパスで開催された「多摩から江戸・東京をつなぐ水循環保全再生 第3回シンポジウム 市民が選ぶ玉川上水・分水網の関連遺構100選」に参加してきました。

主催は、玉川上水・分水網保全再生連絡会(代表:千葉大学名誉教授の田畑貞寿教授)という団体で、2016年からこのシンポジウムを開催してきたそうです。法政大学江戸東京研究センターの陣内教授のプロジェクトとして知ってはいたのですが、玉川上水ネットや小金井の玉川上水の自然を守る会なども参加連携していました。今年は、かなり以前から設立され活動されてきた都内の5大学(中央、法政、日大、東京理科大、東京大学)で推進されてきた「外濠再生懇談会」とも連携し、より広いネットワークを形成するに至ったと聞いて、一度は参加してみたいと思っていたシンポジウムでした。

このシンポジウムの実行委員会の委員長が中央大学の都市計画の山田正教授ということもあって、中央大学の理工学部の学生が駆り出され、会場運営を進めていたようです。

参加者は圧倒的に高齢者というシンポジウムだったことが印象的でした。もちろん、私もその一人には違いないのですが。中年層もちらほらと参加してはいるのですが、若年層は、運営側以外には全く見られなかったのが残念でした。時間があまりなく、前半の報告のみで、本体のパネルディスカッションは失礼してきたました。

今後のこうした団体の活動の展開は重要で、生活環境部会でも進めている「風土知研究」との関連で気になるところなので、その活動には小金井市環境市民会議・生活環境部会としても注目していきたいと思っています。

注:実際、今回発表された遺構100選についての情報は、別途ご案内する予定です。

〇玉川上水域研究会による遺構調査報告書は、こちらからダウンロードできます。

<報告以上>