小金井市審議会傍聴環境づくり:開催状況の告知調査報告 その12

2019年3月第3弾の状況報告

通常月2回の市報発行タイミングでの状況調査を今月は第3弾を実施しました。

なぜかというと、市議会の予算特別委員会(3月12日午前中開催の定例会)で坂井市議が「市の附属機関等の広報状況について」の質問を実施されました。企画政策課に対して、各審議会などの開催情報告知や市民への公開が進んでいない現状とその対策を求めたことにあります

坂井市議からは、ありがたいことに市から提示された「附属機関等の広報状況等について」という議会資料を提示していただけました。この資料があれば、Web傍聴をしてもその質問と市側の回答した内容が分かるのです。早速、以下にご紹介します。

坂井市議の同委員会での質疑は、3月12日10:00~の予算特別委員会での以下の動画ファイルをご覧になりながら、そのやり取りを是非、Web傍聴していただければと思います。

Web動画ファイルはこちらから

坂井市議の質問1:15:00~、それに対する市の回答1:23:35~、再度の坂井市議の質問1:23:35~、それに対する市の回答1:30:00~

企画政策課からの広報現状報告

なんともお粗末な広報状況ですが、坂井市議も「広報実施の各課ごとのばらつき」という微妙な表現をされましたが、全ての広報媒体を駆使するのではなく、適当にそれぞれが発信しているという現状です。「意見・提案シート」の設置については、半分以下という現状も市側にすれば、「周知徹底を図っているのですが、まだ十分でなく」(市民参加条例と施策が答申されて6年経過です。)という状況です。言い訳は、「各審議会がそれぞれに委員長判断や審議会内での検討結果もあり」ということで実現していないということになっています。実際に数多くの審議会を傍聴した私は、この「意見・提案シート」未設置の審議会のほとんどでは、委員長や委員がそうした条例と答申の存在を知らず(その審議会を運営する市側の担当部署が教えていないといことです)、検討もしたことのない審議会がほとんどなのです。また、知った上で審議会内で検討しても、「特に傍聴する人も少ないし、必要ないのでは?」といった委員の意見があって、採用しなかったなどという審議会(どことは具体的には言いませんが…)あったりもするのです。いちいち、傍聴者の意見などを取り上げていたら大変では?」などという意見が飛び出したりする始末です。そうした実態は、企画政策課も把握できていないのです。この一覧表は、各審議会(その担当部門)への質問をし、アンケートのように回答をまとめただけなのです

その良い証拠が、配布資料、会議録のHP掲載という項目に現れています。会議録の掲載と資料の掲載は一緒ではないのです。実のところ、会議録は掲載しているが、資料は掲載していない審議会が多いのです。その実態は、この表には現れてきません。何よりもこうした審議をしている市議会の市議が多く参加している審議会(何人も参加している審議会があります)でも市議ですら、その審議会で「意見・提案シート」設置の有無を把握していないというのが現状です。この資料を見て、「おや?これは自分が参加している審議会だが、意見シートを設置していないのか。」と思う市議がでない、そしてその審議会で設置を提案していないことがそのいい例です。(他の市議の質問だから、関係無いということでしょう。傍聴、市民参加などは気にもしていないというわけでないことを祈るばかりです。)

この結果を受けて、今回から、従来の比較表を公式サイトでの「新着情報」「イベントカレンダー」での告知も同時に比較することにしました。ご覧ください。これが改善されるのかは、行政の姿勢(意識?)次第です。今後も継続して、報告していきます。ご期待ください。

会議名称市報告示公式サイト:新着情報公式サイト:イベントカレンダー公式サイト:審議会開催予定
公立保育園運営協議会〇3/16開催

社会教育委員の会議〇3/8開催

消費生活審議会〇3/19開催
△既に終了したが、削除されず掲載
市民健康づくり審議会〇3/25開催(前号掲載)
青少年問題協議会〇3/27開催〇2/27掲載〇(3/8時点で掲載)
総合教育会議〇3/28開催
教育委員会〇3/28開催△別コーナーで告知
交通安全推進協議会〇3/27開催〇3/12掲載
都市計画審議会〇3/28開催〇3/11掲載
介護保険運営協議会〇3/20開催△既に終了したが、削除されず掲載
地域公共交通会議〇3/25開催〇3/14掲載
保育計画策定委員会〇3/25開催
緑地保全対策協議会〇3/28開催
地域包括支援センターの運営に関する専門委員会〇3/28開催
環境審議会〇3/29開催〇3/22掲載

小金井市審議会傍聴環境づくり:開催告知の現状把握 その11

2019年3月の審議会開催の告知情報状況(3月15日市報発行時点)報告

恒例の審議会開催情報の告知状況調査です。3月15日の市報発行時点での同市報と小金井市公式サイト内の審議会開催予定コーナーでの告知との比較です。

以下の通りです。残念ながら、相変わらず、市報掲載の数の方がWeb告知より多い状態はかわりません。公式サイトでは、開催終了後の情報削除もできていないものがあります。教育委員会の開催情報は、市報でも審議会などの開催情報コーナーではなく、「教育委員会」の情報コーナーからの情報ですが、同じように掲載してみました。公式サイトでの教育委員会関連の情報掲載コーナーは、こちらになります。

会議名称市報告示公式サイト告示
公立保育園運営協議会〇3/16開催
社会教育委員の会議〇3/8開催△既に終了した予定がまだ掲載されています。
消費生活審議会〇3/19開催
市民健康づくり審議会△3/25開催(前号掲載)
青少年問題協議会〇3/27開催〇(3/8時点で掲載)
総合教育会議〇3/28開催
教育委員会〇3/28開催△別コーナーで告知
交通安全推進協議会〇3/27開催
都市計画審議会〇3/28開催
介護保険運営協議会〇3/20開催〇3/15掲載されました
地域公共交通会議〇3/25開催
保育計画策定委員会〇3/25開催
緑地保全対策協議会〇3/28開催
地域包括支援センターの運営に関する専門委員会〇3/28開催

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問3日目>渡辺大三

2019年3月議会:渡辺大三市議の一般質問準備編~事後編

以下で渡辺市議の一般質問の通告内容はご覧いただけます。

Web傍聴用の動画ファイルはこちらから。渡辺市議の当該質問は、同ファイルでは、48:00~

質問その1:新庁舎・福祉会館建設に向けて、市としての「考え」をもってのぞむべき

基本設計方針を提示して、委託業者への設計案に市庁舎や福祉会館の建設についての考え方を任せきりにしているという市側への批判をされています。具体的な「床面積の縮減」「建物の高さ制限」「駐車場は、地下に」「広場面積の確保」「災害時の施設利用計画づくり」「土日祝日・夜間の市民利用を想定した設計」「免震構造の採用」などを提示されています。本人資料として、具体的な計画案を提示されているのかは不明です。

質問その2:市職員の定数管理について

岸田市議も4日目に質問される予定の新たに制度化される「会計年度任用職員制度」に向けて、今後の職員配置の計画や考え方を正す質問のようです。会計年度任用職員制度についての資料は、こちらをご覧ください。同時に審議会委員や市議会議員の定数についての市長の見解を問い、その削減を視野にした質問のようです。

質問その3:街づくりに向けての市内設備(主に交通設備)への提案

渡辺大三市議は、毎回一般質問でこうした市内の交通設備などの改善提案を当該場所の写真などを提示して、なさっています。今回は、事前にそうした資料の提示をいただけなかったので、議場で資料を見て、より具体的にその必要性などを感じていただければ、質問内容も良くわかると思われます。Web傍聴では、言葉のみなので、あまり良く把握できないかもしれません。後日でも資料提示いただけることを期待したいと思います。

<渡辺大三の市議一般質問準備編 了>

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問3日目>湯澤綾子

2019年3月議会:湯澤綾子市議の一般質問準備編~事後編

以下で湯澤市議の一般質問の通告内容を確認いただけます。

Web視聴用の動画ファイルはこちらから、ご覧いただけます。

質問その1:インターネット上の人権侵害から市民を守るために

被害にあった市民などへの対策、学校における「ネットいじめ」の現状把握と対策を質問されるようです。

小金井市では、12月の上旬にある「人権週間」などでは、その対策、電話相談窓口開設などがおこなわれます。詳細は、こちらの市報の情報をご覧ください。ただ、年間を通じての対策、特に学校におけるいじめなどの現状の把握は、十分でないようです。平成30年度の教育指針などにもこうした施策の項目はあるのですが、実際にどのような活動が実行されているのかは見えてきません。

平成24年に行われた「いじめのないまち小金井宣言」も形だけで、実が伴わない結果となっているようです。以下にその宣言をご紹介します

○いじめのないまち 小金井宣言

平成24年10月1日告示第194号「いじめのないまち 小金井宣言」

未来を担う子どもたちが、笑顔とともに元気で、毎日を過ごすことは、みんなの願いです。ここに、「いじめのないまち 小金井」を宣言します。

一 こころをつなぎ「いじめゼロ」をめざします。

一 がまんをしないで相談します、相談させます。

一 ねばりづよく、かけがえのない命を守ります。

一 いじめをしない、させない勇気を持ちます。小金井市は、学校等、市民の皆さんとも力を合わせ、子どもたちが温かい人間関係を築き、夢と希望を持って健やかに育つことができるように、全力で取り組むことを誓います。


平成24年10月1日・小金井市・小金井市教育委員会

<宣言 以上>

問その2:不妊検査・治療の市の現状と充実

市の現状と今後の充実、推進を提案されるようです。確か不妊治療の助成についての推進は、平成28年の9月議会でも遠藤百合子市議が一般質問で提案されていた記憶がありますが、その後の市の現状と施策はどう変わってきているのでしょう?興味のある点です。

質問その3:学校給食への地場野菜の活用について

現状、江戸東京野菜を始め、地元で収穫された地場野菜は、JAを通じて、学校給食に活用されているとは聞いていますが、そのより一層の拡充を提案されるようです。議会でも食育推進議員懇談会というものがあるようです。こちらから、そのブログをご覧になれます。懇談会は継続されているのに2010年から2015年まで更新されていたのですが、2015年3月以降、記事が更新されていないのが、残念です。(よくある話ですが…)どなたが更新されていたのでしょう?最新(2019年2月に開催)の懇談会の報告は、こちらの白井市議のブログ記事やこちらの村山市議の公式サイトの活動報告でもご覧になれます。

<湯澤市議の一般質問準備編 了>

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問3日目>水上洋志

2019年3月議会:水上洋志市議の一般質問準備編~事後編

以下から、水上市議の一般質問の通告内容をご覧いただけます。

傍聴用動画ファイルは、こちらから。水上市議は、59:40~

準備編

質問その1:高齢者の生活支援について

負担軽減を国に求めるようにという意見や高齢者雇用の促進、一人暮らし高齢者への支援策などを求めるものです。また、成年後後見制度の拡充なども求められています。主に国の社会保障制度の改定による高齢者への負担増を背景に述べられています。現在は、第7期(H32年まで)に入っている小金井市の「介護保険・高齢者保健福祉総合事業計画」は、こちらから、ご覧いただけます。この現状についての質問や課題の論点は、水上市議の一般質問の詳細を傍聴してください。

質問その2:8050問題への対応と施策について

「8050問題」について、ご存じない方に簡単に以下にご説明しておきます

以前から、問題視されてきた「若者の引きこもり」という実態があります。この現象が長期化すれば、その親もやがては高齢となり、収入に関してやその介護に関してなどの問題が発生するようになります。これは80代の親と50代の子の親子関係での問題であることから「8050問題」と呼ばれるようになりました。

水上市議は、その対策として、相談事業やグループホーム設置などを提案されるようです。国の「ひきこもり施策」の方針は2015年に施行された「生活困窮者自立支援法」を基本にして若者の自立支援から福祉施策に変更して8050問題支援事業として施行されました。この法律の改正に関する国の施策については、こちらをご覧ください。

<水上市議一般質問準備編 了>

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問2日目>紀由紀子

2019年3月議会:紀由紀子市議の一般質問準備編~事後編

紀市議の一般質問の通告内容は、以下の通りです。今回は、事前に準備編をアップできなかったので、このタイミングとなりました。事後編は、Web傍聴後に順次アップしていきます。

一般質問の当該動画ファイルはこちらをご覧ください。1:00:20~

質問その1:国産液体ミルクの活用について(災害時・外出時)

この質問は、乳幼児用の液体ミルクのことをおっしゃっているようです。災害時に備蓄を進める提案は理解できるのですが、詳細は質問を傍聴してみないと不明です。

質問その2:通学路のブロック塀などの安全対策について

この提案は、都や国の同ブロック塀対策への補助金と連携して、小金井でも補助金を進めないかという提案です。小金井ではこうしたブロック塀の診断調査や生垣化の対策は進めているようです。詳細は、小金井市の公式サイトにあるこちらのページをご覧ください。こうした対策に加えて、実際の改修、改善への工事などの補助を進めるという提案のようです。

質問その3、4:東京都の「都市農地活用支援プロジェクト」を活用した農地の防災強化、「都市農地活用支援モデル事業」活用による高齢者向けセミナー農園事業について

この提案も東京都の制度を活用した形での市の施策提案です。東京都の「都市農地活用支援プロジェクト」や「都市農地活用支援モデル事業」については、よく知らりません。補助金ではなく、散在する農地を農業公園などとして自治体が保全・所有管理する制度としての「農の風景育成地区制度」があることは知っています。この制度の良しあしは別として、東京都都市整備局のこちらのページでその概要は知ることができます。

財団法人 都市農地活用支援センター(こちら)や農林水産省の事業はいくつかは存じあげています。農林水産省の「防災協力農地等地域支援事業」は、こちらからご覧いただけます。東京都の支援事業の資料が提示されるのでしょうか?詳細は、質問内容を確認してみたいと思います。

<紀市議一般質問準備編 了>