防災・減災ワーキンググループ:新型コロナウィルス対策の情報収集 小金井・都内区市部詳細編

2020年5月22日の市内「武蔵野中央病院」でのクラスター発生時点からの詳細報告を開始!

小金井市内の病院での感染者クラスターの発生が報じられました。この機会にこうした発生事例がどのように「東京都の感染者発生情報」に反映するのかを確認してみます。そうすることで現場での感染情報と自治体の公開情報の違いを把握するができるかもしれません。

注;最新情報の更新は、最下部に追加掲載しています。最下部をご覧ください。また、6月30日に東京都の判断基準変更後の指標での報告は、こちらの別コーナーでも継続して報告しますので、一緒にご覧ください。

小金井市の公式サイトの感染者発生情報は、東京都の発表を元にしているため、5月28日現在、5月12日頃からの小金井市での患者数17名は変化していません。別途、武蔵野中央病院での22日2名から、28日現在、9名という情報は、病院からの発表された数値として、別途告知されていますが、この東京都の公開数17名には加えられていません。元々、発生場所でなく、患者の居住地でカウントされていることもあるので、現状では、病院から報告されていても、東京都の職員が手作業で登録しない限り、数字に反映されないのでしょう。

それにしても、22日~28日報告されたものが、どの時点で反映するようになるのか、不安です。東京都の28日の新規発生数は、15名で、この数字には恐らく、この武蔵野中央病院での発生は加算されていないと思われます。今後の東京都の公開情報の変化を注視していきたいと思います。

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首相官邸での専門家会議(3月2日第5回開催)を受けて

ここ1~2週間の対策実施が今後の感染症対策への重要な分かれ目になるとして、そのタイミングがやってきたので、政府の対策と地域での新型コロナウィルス対策と現状の情報収集をしましたので、報告します。内閣官房他からの専門家会議に関する情報詳細は、以下のリンクから、ご覧ください。内閣の対策本部情報などは常時更新されていますので、今回は、主に専門家会議での発表をご覧に入れます。

内閣官房の新たに立ち上がった情報サイト新型コロナウィルス感染症対策HP

厚生労働省の専門家会議の3月2日の見解こちら

なぜか、北海道での感染状況への判断が中心です。全体像というよりは、北海道事例をもとに検討しているというのが実際のようです。不思議です。

議事録ではありませんので、あくまで厚生労働省でまとめたものです。専門家会議は、内閣府、首相官邸主導で実施されているので、首相官邸の関連情報を見ると、第5回の専門家会議関連資料は、同日資料のみ公開されているだけで、専門家会議の議事概要は、2月中旬までの会議のものまでしか公開されていません。第5回の会議資料は、こちら。この資料をもとに討議して至った見解が上記のもののようです。

東京都の関連情報:東京都福祉保健局 新型コロナウィルス感染症対策サイトは、こちら。各保健所からの感染症週報には、新型コロナウィルスの情報は公開基準(なぜ、こうなっているのか知りません)から、保健所単位の報告はされていません。東京都全域という単位でのみで公開されているために東京都福祉保健局から、情報公開されます。概要は、以下の通りです。やっと、検査数が日単位で100件程度になりましたが、相談窓口の1500件/日を考えるといかにも少ないという気がします。

3月7日現在:検査実施人数:1,068人。陽性58人(5.4%)
チャーター機帰国者、クルーズ船乗客を含まず

●受信相談窓口件数累計:約20,000件、毎日1500件程度。
●毎日の検査数:約100~130件程度
>最大150件程度、100件を超えた日、今まででは、5日(5回)程度。

以上です。