東京都におけるカラス対策の今

東京都環境局自然環境部に聞いた都内のカラスについての情報から

動物との共生ワーキンググループで続けている市内の野鳥観察会同行で実施した「野川公園の野鳥観察会報告」で発見した野川公園内のカラスの捕獲用トラップとその効果について、東京都環境局に問い合わせたところ、その返事が来たのでご紹介します。返事は、環境局の自然環境部計画課鳥獣保護管理担当から届きました。以下にそのメール文をそのまま、ご紹介します。

<メール文、転載>

野川公園内のカラス捕獲トラップについてお問い合わせいただきありがとうございます。

東京都では、平成13年度から野川公園を含めた都内各所において捕獲トラップによるカラスの捕獲を行い、個体数を減らす取組を進めております。

○ 捕獲実績等

都内のカラスの生息数は、平成13年末には約36,400羽であったのが、平成29年末には約8,600羽まで減ってきております。 野川公園を含めた都内全体のトラップによるカラス捕獲数は平成29年度においては7,051羽でした。

○ 設備管理

エサの交換・清掃等の維持管理を定期的に行っています。

○ 運営方針

都のカラス対策は、トラップ捕獲とあわせて、防鳥ネットの普及等のゴミ対策を行っています。今後も、この2つの取り組みを継続する予定です。

なお、東京都環境局のホームページで資料をご覧になることができます。「分野別のご案内→自然環境→野生動植物の対策→カラス対策」です。 また、都立野川公園は建設局の所管であり、公園の管理についての問合せについては、野川公園サービスセンター(0422-31-6457)となります。

<転載、以上>

確実にカラスは都内では減ってきているようです。実際にこうした野鳥の生息分布などの調査については、東京都鳥類繁殖分布調査というサイトがあるので、そちらをご覧ください。最新の大規模な調査も2020年をめどに開始されているようです。

動物との共生:地域猫に関するガイドブックを東京都が更新

ガイドブックを10年ぶりに更新!

東京都福祉保健局、平成11年に出された東京都動物保護管理審議会からの答申を受けて、平成13年度から15年度までの3年間、「飼い主のいない猫との共生モデルプラン」を実施してきました。この取組を行う地域を「モデル地域」に指定し、住民の合意形成に向けて、当該地域の区市町村及び東京都が連携し、約1年間の支援を行い、モデル地域として指定した地域は、3年間で20か所にまでなったようです。取組を反映して、地域で実際に行われた代表的な取組を盛り込んだガイドブックを作成しました。そのガイドブック作成から10年以上が経過しました。この改訂版が平成30年に発行されましたので、ご紹介します。

こちらの東京都福祉保健局のコーナーから、PDFをダウンロードして、ご覧いただけます。

また、同東京都福祉保健局にある「不幸な猫をなくすには」というコーナーはこちらをご覧ください。

野川公園野鳥観察会報告:2019年1月12日 その2

野川公園の野鳥観察会の報告第2弾

第2弾は、実際の観察会の様子と観察できた野鳥の紹介です。自然観察園に入り、左回りにフェンスに沿って進み、主にフェンスの外側の大木の梢の野鳥を観察していきます。

自然観察園の中にも昨年11月の台風被害で伐採を余儀なくされた樹木の跡が散見されましたが、既に片付けられて、遊歩道はきれいに歩きやすく整備されていました。

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新潮社Webでも考える人の新連載「カラスの悪だくみ」を推奨!

新潮社がWebで配信している「Webでも考える人」の新連載は、カラスのプロとでもいえる松原始さんの「カラスの悪だくみ」第一回は、「カラスと餌」

野生動物との共生に欠かせないのは、野生動物の生態を知ることです。こんな連載が待たれていました。是非、毎回の購読をお勧めします。

建物を建てる側の鳩対策は?

JR]駅での鳩の糞被害は、住民の餌やりが一つの原因ということは良くわかります。餌やりをしなくてもマンションのベランダなどに鳩が巣をつくるのは、ハトの回遊コースにある建物の場合は、良くあるケースです。

特に高い建物には、こうした被害が多いのが実態のようです。東小金井駅の場合、以前なかった高い建物が鳩の回遊コース(巣から、餌場となる場所など決まったコースを回遊する習性)にできた場合、その建築物構造によって、集まるようになるケースも多いのです。実際、東小金井駅の場合は、北側の壁の構造が影響しています。

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