公共施設:雨水貯留設備調査 実施

実施概要

雨水貯留施設利用調査について:

実施日 平成29年9月4日(月)(雨天の場合、9月6日水曜に延期)
参加人数 高坂(環境市民会議)、飛田(小金井市環境部環境政策課職員)の2名
当日の予定 9:30 けやき保育園
11:00 さくらなみ学童保育所
15:00 東小金井駅開設記念会館(マロンホール)
16:30 貫井北センター
※当日の予定については、自転車で移動するので天候状態次第で変更または、10分前後の時間のズレが生じると考えていましたが、幸い予定通り実施できました。

調査内容:設備と準備編で事前配布した質問内容についてヒアリングした担当者は以下の通りです。

1)けやき保育園 担当者:池田園長

設備:「雨二ティー500」(竹村製作所)

2)さくらなみ学童保育所 担当者:鈴木主査

設備:「RKP2BN」(四国化成)

3)東小金井駅開設記念会館(マロンホール) 担当:市民部コミュニティ文化課集会施設係 宮腰係長

設備:500リットル円筒ステンレスタンク(圧力ポンプ付)、製造者不明

4)貫井北センター 担当者:公民館本館:長堀、分館長:村山

設備:「FUKUBI 200リットルタンク」

ヒアリング結果:

詳細のタンクの画像などは別途、投稿欄に順次、公開していきます。調査した結果についてのヒアリング結果の主要なポイントは、

1)貯留雨水の利用方法の現状としては

花壇への散水が最も多く、花壇がない施設では、入口や周辺道路への水まき、打ち水、洗車などという施設もありました。ただ、ポンプが付いていない形式のタンクでは、散水も手間がかかり、水道と比べて難しいという意見が聞かれました。また、散水以外の利用方法が雨水という内容のため、良くわからないという意見も聞かれました。また、設備自体の不備があり、まだ十分貯水できていないので配管や取水方法の変更を含めた修理、改善を検討中という施設もありました。

2)保守管理については

設置当初の場所から、移動できないので、そのまま使っているが、もっと違う場所の方が使いやすいという意見や、設備のメンテナンスなどの方法が良く解らない、マニュアルがなく、保守点検などの方法を知らないという意見が多く聞かれました。

3)今後の利用については

是非、貯留設備活用を一層促進していくためにも、マニュアルの入手や設備改善なども市民会議からの情報提供や協力で進められたらということになりました。

具体的には、先ず、第一段階としては、各設備のマニュアルの入手と提供を考えています。更に設備改善などは、担当部署や営繕課などを含め、継続して、各設備担当の方々と交流を続けて、より快適な利用環境を整備していこうということになりました。

調査当日の写真は、別途投稿しますので、是非、こちらから、ご覧ください。

<以上>