「鳴き声ノート」が届く

日本野鳥の会に申し込んでいた「鳴き声ノート」

日本野鳥の会の公式サイトから、郵送を申し込んでいた「鳴き声ノート」が届きました。もちろん、Youtubeの鳴き声ノートからも、その鳴き声を聞くことはできるのですが、専用のタッチペンなどで同会の野鳥観察ハンドブックと同じように、外でその鳴き声を聞くことができる仕組みになっています。

ちょうど、このノートが届いたときに、外でシジュウカラがツピーツピーとさえずるのが聞こえて、不思議な気分になりました。

近隣の公園での鳴き声ヒアリング体験会前の準備学習会(保育士、保護者、先生用企画立案と本人野鳥学習のためのもの)用に、ヒアリング体験会で活用できる市内の図書館の資料として、野鳥図鑑や鳴き声のCD尽きバードウォッチングに関する本などの検索をしてみると以外に人気が高く、貸出中のことが多いことに気づきました。子ども用のものもあるのですが、大人の野鳥撮影やバードウォッチング用の本も数多く出版されています。単なるCD付きという図鑑や観察ハンドブックなどは、事前に収録して、スマホなどで聞けるようにしておく工夫が必要です。野鳥の会のタッチペンを利用できるものだけでなく、QRコードなどで野外で聞ける本もあるようですが、まちまちなので、しっかり、事前に予約して入手しておくだけでなく、現場での活用方法の確認と準備が必要です。各小中学校の図書館などにも所蔵されていると良いのですが、そこまではまだ未調査です。

市内の図書館で入手可能な資料例

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問2日目>河野律子

2019年3月議会一般質問:河野律子市議準備編

河野市議の一般質問での通告内容は以下の通りです。

傍聴は、議事会場以外でもネット上でオンタイムに中継動画などをYoutube動画で視聴可能です。こちらからどうぞ。

質問その1:栗山公園のグラウンドについて、整備を図らないか?

この質問については、どうようの質問を白井市議もされています。非常に複数の市議が同じような質問をするのですが、無駄が多いように感じます。事前に通告しているのですから、市議間で調整して、質問をまとめた方が効率的な気がするのですが、どうしてそうしたことに至らないのか不思議です。是非検討してもらいたいものです。

質問その2:契約に関わる総合評価方式の本実施を

これは、市が業者に業務委託などを発注する際の各業者の評価に今流行りのSDGsを指標として導入するようにということでしょうか。本実施といっているからには、既に検討がなされ、施策として進んでいるということなのでしょう。昨年12月議会の一般質問で宮下市議がその取組についての推進を提案されたばかりですが、もう既に進んでいることなのかもしれません。市側の情報に着目したいものです。

少なくとも小金井市の公式サイトの検索で「SDGs」を検索してもこうした一般質問以外のコンテンツは表示されません。もちろん、市民には知らされていないが業者には資料などが配布されているのでしょう。できれば、市民にもわかる形で進めて欲しいものです。

現状、市内の事業者にSDGsなるものをキチンと認知理解させられているのでしょうか?もちろん、それ以前に行政が理解しているのかどうかも大きな課題ですが。基本的には、国連の提唱する目標ではなく、自民党のいっている8項目に移し替えた日本式SDGsの話となるのでしょうね。良く注目しておきたい内容です。

質問その3:全国大会の出場する小金井市に所在する団体等へも協力支援を

何の全国大会なのでしょう?どの部署が答える内容か不明です。質問を聞いてからでないと良くわかりません。

質問その4:保育園に通う子供たちの使用済みおむつの見直しに関わる市の政策意思を問う

これは前回の12月議会の一般質問で河野市議が「保育園からのおむつの持ち帰り」という仕組みを見直さないかと提案した内容の続きのようです。その後の市の対応と今後が見えてくるかもしれません。

質問その5:市民に親しまれる新庁舎の建設を

これも何人かの市議と重なる質問のようですが、新庁舎建設検討委員会に付託されるようになるのでしょうか?陳情ではないので、どのように市側が対応するのかを聞いておきたものです。白井市議への回答とあまり変わらないのではないかと想像されますが…。

<河野市議 了>

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問2日目>白井亨

2019年3月議会白井亨市議の一般質問準備編~事後編

この白井市議の一般質問は、試験的に実施している「週末Web傍聴」で準備編に事後編を加えて改訂したものです。白井市議からは、開催の前日に資料送付いただいたのですが、準備編では間に合わなく、今回の事後編で掲載させていただきました。資料を見ながらの傍聴がいかに解りやすいかをご体験ください。

白井市議の一般質問の内容は、以下の通告をご覧ください。

以下から動画ファイルを開いて、動画の音声を聞きながら、下の報告をご覧ください。動画で当該時間は、事後編の各質問項目で表示してあるので、その時間をスライダーを調整して、ご覧ください。

傍聴用動画ファイルを開く

<準備編(前日アップ分)

質問その1:「小金井らしい」新庁舎建設とは?

全く、私も良くこの「小金井らしい」という表現には行政資料や計画で良く出会います。便利な言葉ですが、全く読む人によって異なる視点を呼び起こす、不明確な表現として戸惑うばかりです。今回の新庁舎建設ではどのようなものを考えているのか、是非、行政側からの回答を聞きたいところです。

ちなみに白井市議の場合は、一般質問では、自作の資料を作成して配布されています。本サイトにも昨夜お送りいただきました。ありがとうございます。ただ、時間がなく、本サイトでの掲示は、後日に傍聴される方用に、Youtube画像を貼りつけて視聴可能なように設定するタイミングで掲示させていただく予定です。

オンタイムでの傍聴を予定されている方は、白井市議ご自身のBlog「小金井をおもしろくする会」で自作の会議資料を作成して配布、その概要を発信されていますので、こちらのブログをご覧の上、傍聴してみてください。3つの質問に関する全ての資料が掲示されています。もちろん、白井市議が市側に要求した資料についても掲載されています。

<事後編(後日アップ分)

傍聴した後に、白井市議より送られてた資料(本人資料と市の資料)を後日のWebでの視聴される方(週末Web傍聴など)に以下にご紹介します。

質問その1:「小金井らしい」新庁舎建設とは

動画ファイルでは、2:30~20:36

白井市議からは、以下の本人資料が議場で各市議に配布されたいます。

最初の白井市議の質問は、市長へ「小金井らしさ」をどのように業者に設計発注しているのか?といものです。市長の回答は、庁舎基本計画にある小金井らしさということでは、景観の点では、小金井の象徴である桜やけやきとみずなどを大切にした「小金井らしい印象的な建物」として設計すると答えられています。これに対して、白井市議の提示する、「小金井らしさ」は、市民が誇りをもって住みやすさなどに関連する小金井らしさ、との特徴を述べられているようです。その上で、市長としての考えられている「小金井らしさ」とはを問い返しています。その上で市民が暮らしに求めている要素も小金井らしさとして反映してほしいという主旨です。

以下にそれらの地域らしさを展開している他自治体の例を提示されています。こうした内容の反映については、関係部署や市長への意見を確認しています。

市長は、こうした市民の暮らしや求めるつながりなどを「小金井らしさ」として反映する重要性は認識しており、基本設計後も続けて、こうした内容の実現を進めていきたいと答えられています。

担当部局からは、若手研究会の佐野市の例を紹介され、市役所内部でもこうした試みへの取組があることが伝えられました。(残念ながら、この研究会の取組につみての資料は確認できませんでした)

質問その2:都計画道路の問題について

動画ファイルでは、20:37~44:00

前回行われた都との意見交換間の問題(開催通知の時期の問題や都側の言い訳)を指摘されました。

意見交換会から、オープンハウス形式に移行するとしている問題を指摘して、意見交換でなく、都からの一方的な展示発表と一部意見も聞くという程度の形式(議事録も残らないという形式)への移行を問題視されています。東京都が進めるとしている環境現況調査についても質問されたところ、市側(都整備部長)からは、まだ、都では予算化できていないが準備中という返答があり、さらにこうした事態についても意見交換会を進めるように要望していると回答。

市長も意見交換会の継続への要望書を都に提示(年度内)を予定していると回答しているのに対して、白井市議は、非常に遅い対応と苦言を呈されています。以前の反対パブコメも無視された都の対応を見ても意見交換会継続を求める行動の早急な実施(電話するとか、都議会定例会開催前の提示)は必須だと指摘されました。

質問その3:栗山公園のグラウンド整備について

動画ファイルでは、44::02~1:02:20



利用度の多い栗山公園の多目的広場の現状(小石などが露出し、危険)を報告して、表の表土が吹き飛ばされて、石が露出している状態と苦情がでている現状を憂慮して、関係部署に整備工事を要求されているようです。整備工事の履歴を提示して、平成10年以降の整備実態を質問されました。その上で上記の現状写真を提示されています。

担当部署からは、平成20年までは整備を継続してきたとの回答でした。現状の白井市議の提示された写真から、現状も土の喪失は続いていることが確認できましたので、今後も改善は検討していく予定との回答でした。整備の方法としては、根本的な工事は費用もかかるので補助金を活用した公園の長寿命化計画で対応すると平成34年までかかるので、応急措置も検討しているという回答です。

白井市議は、次に公園中の夜間照明が暗い点を指摘し、その対策の進捗を確認されました。

担当部署からの回答は、電球の交換で済むものでなく、照明設備の改修まで必要なものなので時間がかかるという回答でした。

白石市議は、こうした事態への今後の対応については、最終的には公園設備のメンテナンスの現状があるように思うので、どうした方針があるのかを確認しました。市の回答は、現状、数多くある公園の管理困難では、今、策定している公園管理方針にも沿って全ての公園でなく、より重要度が高く、必要な公園に集中して、管理を進めていくという回答でした。

<白井市議 了>

雨水浸透設備調査:道路浸透桝編 その4

小金井市下水道課による道路浸透桝工事見学報告 2019年1月24日 第2弾

いよいよ、今回は、道路浸透桝工事の詳細報告です。

昨年から開始した道路浸透桝調査のその2でもご紹介したように下水道課の市道への道路浸透桝設置は、毎年30箇所程度で既に120か所以上が設置されています。調査報告のその2は、こちらからご覧ください。そこでも構造図面で紹介したように、既に設置されている「雨水枡」の隣に設置する方式です。今年度(30年度)は、1月から2月の工事で中町2丁目の栗山公園の西側の市道です。設置場所は以下の工事マップをご覧ください。今回は、北側から工事を始め、南側に進んでいくようでした。24日の見学は、第2段階の工事で「外側の桝設置」でした。見学した工事エリアは、以下のマップの赤い〇で囲んだ場所です。

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栗山公園調査:設備調査 その1>ポンプ取替工事

公園西南エリアの池の南にある噴水遊び場のポンプ改修工事

以前から、砂が堆積して、水が流れないようになっていた丸形噴水遊び場の防水・ポンプ取替工事が始まりました。

まず、丸型の噴水コンクリートを解体しています。センターにある導水パイプを残して、完全にコンクリートの躯体を除去した上でポンプを取替えるようです。防水工事ともあるので、水漏れしているのかもしれませんが詳細は不明です。

ポンプ改修には、遊び場のコンクリート躯体まで壊して、取替えなければできないような構造だったようです。毎回こんな手間が必要な循環型水設備だとするとかなり問題が大きいように思います。以前から、砂が堆積して、排水が詰まるような構造で問題があった遊び場設備なので、今後のことが心配です。

来年の1月31日までの工事期間です。施工者は春日産業のようです。

この工事については、段階的に進捗を報告するつもりです。工事計画の詳細も調べて、報告します。

<設備調査 その1 了>