小金井市議会傍聴環境づくり:2019年6月議会一般質問>水上洋志:事後編

2019年6月6日一般質問:水上市議事後編

一般質問の通告内容は、以下の通りです。

Web傍聴用の動画ファイルは、こちらをご覧ください

1.新庁舎建設に関する進捗、発注者責任など

市の新庁舎建設に関する情報は、多岐にわたり、年度ごとにまとめられているので、最新のものは、こちらの平成31年度のページからご覧になれます。施設配置は、委託業者の技術提案書などもご覧いただけます。

このテーマは、今回も多くの市議が取り上げられています。水上市議以外にも初日の吹春やすた市議、同じ3日目の斎藤康夫市議、渡辺大三市議、4日目の片山薫市議など3名の市議です。一緒に傍聴されることをお勧めします。また、庁舎及び福祉会館建設等調査特別委員会も6月18日に開催されていますので、最新の進捗は、以下の動画ファイルでご覧いただけます。

庁舎及び福祉会館建設等調査特別委員会の4つの動画ファイル:6月18日>全員協議会10:00~13:00~15:30~17:45~

また、水上氏の詳細な質問では、福祉相談総合窓口などの詳細についても質問があり、この窓口の検討に関する計画進捗資料が市側から市議には提示されているようで子ども家庭部と関連部門の管理者などで構成される委員会で5月(第1回会合が開催済み)に立ち上がっていることが分かります。その市からの提示資料がここで見れないのが残念です。9月までに設置場所は決まるようです。この窓口の基本的な位置づけが重要だと指摘され、そうした要望の反映を望まれており、どこの設置されるかが重要等指摘されています。その他、福祉売店「りんくの店」や「広場」の基本構想と将来活用についての質問もされています。詳細は、上記の関連委員会の審議(動画ファイル)を傍聴されることをお勧めします。

2.保育園などの園外活動に関する安全対策を

3.JR東小金井の「早朝駅員不在問題」の改善

解消を要望し、障害者などへの配慮からも必要とされています。改善要望は、JR東日本に伝えるという答弁のようです。

4.東小金井駅交番の市民への衆知

写真なども提示し、各方向からの駅利用者からの認知がしにくい点を指摘し、表示をしっかりして欲しいと要望されています。市から警視庁に要望を出し、対処をお願いしており、それが実現するまでは、市で仮の看板を用意する予定との答弁でした。

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小金井市議会傍聴環境づくり:2019年6月議会一般質問:事後編>吹春やすたか

2019年6月3日一般質問:吹春やすたか市議:事後編

一般質問の通告内容は、以下の通りです。吹春市議からは資料提示は受けていないので、質問に関連する市の資料などのリンクや同じテーマの質問をされた市議のご案内などをしています。傍聴と並行してご覧いただければと思います。

動画ファイルはこちらをご覧ください。

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小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問3日目>渡辺大三

2019年3月議会:渡辺大三市議の一般質問準備編~事後編

以下で渡辺市議の一般質問の通告内容はご覧いただけます。

Web傍聴用の動画ファイルはこちらから。渡辺市議の当該質問は、同ファイルでは、48:00~

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小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問2日目>河野律子

2019年3月議会一般質問:河野律子市議準備編

河野市議の一般質問での通告内容は以下の通りです。

傍聴は、議事会場以外でもネット上でオンタイムに中継動画などをYoutube動画で視聴可能です。こちらからどうぞ。

質問その1:栗山公園のグラウンドについて、整備を図らないか?

この質問については、どうようの質問を白井市議もされています。非常に複数の市議が同じような質問をするのですが、無駄が多いように感じます。事前に通告しているのですから、市議間で調整して、質問をまとめた方が効率的な気がするのですが、どうしてそうしたことに至らないのか不思議です。是非検討してもらいたいものです。

質問その2:契約に関わる総合評価方式の本実施を

これは、市が業者に業務委託などを発注する際の各業者の評価に今流行りのSDGsを指標として導入するようにということでしょうか。本実施といっているからには、既に検討がなされ、施策として進んでいるということなのでしょう。昨年12月議会の一般質問で宮下市議がその取組についての推進を提案されたばかりですが、もう既に進んでいることなのかもしれません。市側の情報に着目したいものです。

少なくとも小金井市の公式サイトの検索で「SDGs」を検索してもこうした一般質問以外のコンテンツは表示されません。もちろん、市民には知らされていないが業者には資料などが配布されているのでしょう。できれば、市民にもわかる形で進めて欲しいものです。

現状、市内の事業者にSDGsなるものをキチンと認知理解させられているのでしょうか?もちろん、それ以前に行政が理解しているのかどうかも大きな課題ですが。基本的には、国連の提唱する目標ではなく、自民党のいっている8項目に移し替えた日本式SDGsの話となるのでしょうね。良く注目しておきたい内容です。

質問その3:全国大会の出場する小金井市に所在する団体等へも協力支援を

何の全国大会なのでしょう?どの部署が答える内容か不明です。質問を聞いてからでないと良くわかりません。

質問その4:保育園に通う子供たちの使用済みおむつの見直しに関わる市の政策意思を問う

これは前回の12月議会の一般質問で河野市議が「保育園からのおむつの持ち帰り」という仕組みを見直さないかと提案した内容の続きのようです。その後の市の対応と今後が見えてくるかもしれません。

質問その5:市民に親しまれる新庁舎の建設を

これも何人かの市議と重なる質問のようですが、新庁舎建設検討委員会に付託されるようになるのでしょうか?陳情ではないので、どのように市側が対応するのかを聞いておきたものです。白井市議への回答とあまり変わらないのではないかと想像されますが…。

<河野市議 了>

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問2日目>白井亨

2019年3月議会白井亨市議の一般質問準備編~事後編

この白井市議の一般質問は、試験的に実施している「週末Web傍聴」で準備編に事後編を加えて改訂したものです。白井市議からは、開催の前日に資料送付いただいたのですが、準備編では間に合わなく、今回の事後編で掲載させていただきました。資料を見ながらの傍聴がいかに解りやすいかをご体験ください。

白井市議の一般質問の内容は、以下の通告をご覧ください。

以下から動画ファイルを開いて、動画の音声を聞きながら、下の報告をご覧ください。動画で当該時間は、事後編の各質問項目で表示してあるので、その時間をスライダーを調整して、ご覧ください。

傍聴用動画ファイルを開く

<準備編(前日アップ分)

質問その1:「小金井らしい」新庁舎建設とは?

全く、私も良くこの「小金井らしい」という表現には行政資料や計画で良く出会います。便利な言葉ですが、全く読む人によって異なる視点を呼び起こす、不明確な表現として戸惑うばかりです。今回の新庁舎建設ではどのようなものを考えているのか、是非、行政側からの回答を聞きたいところです。

ちなみに白井市議の場合は、一般質問では、自作の資料を作成して配布されています。本サイトにも昨夜お送りいただきました。ありがとうございます。ただ、時間がなく、本サイトでの掲示は、後日に傍聴される方用に、Youtube画像を貼りつけて視聴可能なように設定するタイミングで掲示させていただく予定です。

オンタイムでの傍聴を予定されている方は、白井市議ご自身のBlog「小金井をおもしろくする会」で自作の会議資料を作成して配布、その概要を発信されていますので、こちらのブログをご覧の上、傍聴してみてください。3つの質問に関する全ての資料が掲示されています。もちろん、白井市議が市側に要求した資料についても掲載されています。

<事後編(後日アップ分)

傍聴した後に、白井市議より送られてた資料(本人資料と市の資料)を後日のWebでの視聴される方(週末Web傍聴など)に以下にご紹介します。

質問その1:「小金井らしい」新庁舎建設とは

動画ファイルでは、2:30~20:36

白井市議からは、以下の本人資料が議場で各市議に配布されたいます。

最初の白井市議の質問は、市長へ「小金井らしさ」をどのように業者に設計発注しているのか?といものです。市長の回答は、庁舎基本計画にある小金井らしさということでは、景観の点では、小金井の象徴である桜やけやきとみずなどを大切にした「小金井らしい印象的な建物」として設計すると答えられています。これに対して、白井市議の提示する、「小金井らしさ」は、市民が誇りをもって住みやすさなどに関連する小金井らしさ、との特徴を述べられているようです。その上で、市長としての考えられている「小金井らしさ」とはを問い返しています。その上で市民が暮らしに求めている要素も小金井らしさとして反映してほしいという主旨です。

以下にそれらの地域らしさを展開している他自治体の例を提示されています。こうした内容の反映については、関係部署や市長への意見を確認しています。

市長は、こうした市民の暮らしや求めるつながりなどを「小金井らしさ」として反映する重要性は認識しており、基本設計後も続けて、こうした内容の実現を進めていきたいと答えられています。

担当部局からは、若手研究会の佐野市の例を紹介され、市役所内部でもこうした試みへの取組があることが伝えられました。(残念ながら、この研究会の取組につみての資料は確認できませんでした)

質問その2:都計画道路の問題について

動画ファイルでは、20:37~44:00

前回行われた都との意見交換間の問題(開催通知の時期の問題や都側の言い訳)を指摘されました。

意見交換会から、オープンハウス形式に移行するとしている問題を指摘して、意見交換でなく、都からの一方的な展示発表と一部意見も聞くという程度の形式(議事録も残らないという形式)への移行を問題視されています。東京都が進めるとしている環境現況調査についても質問されたところ、市側(都整備部長)からは、まだ、都では予算化できていないが準備中という返答があり、さらにこうした事態についても意見交換会を進めるように要望していると回答。

市長も意見交換会の継続への要望書を都に提示(年度内)を予定していると回答しているのに対して、白井市議は、非常に遅い対応と苦言を呈されています。以前の反対パブコメも無視された都の対応を見ても意見交換会継続を求める行動の早急な実施(電話するとか、都議会定例会開催前の提示)は必須だと指摘されました。

質問その3:栗山公園のグラウンド整備について

動画ファイルでは、44::02~1:02:20



利用度の多い栗山公園の多目的広場の現状(小石などが露出し、危険)を報告して、表の表土が吹き飛ばされて、石が露出している状態と苦情がでている現状を憂慮して、関係部署に整備工事を要求されているようです。整備工事の履歴を提示して、平成10年以降の整備実態を質問されました。その上で上記の現状写真を提示されています。

担当部署からは、平成20年までは整備を継続してきたとの回答でした。現状の白井市議の提示された写真から、現状も土の喪失は続いていることが確認できましたので、今後も改善は検討していく予定との回答でした。整備の方法としては、根本的な工事は費用もかかるので補助金を活用した公園の長寿命化計画で対応すると平成34年までかかるので、応急措置も検討しているという回答です。

白井市議は、次に公園中の夜間照明が暗い点を指摘し、その対策の進捗を確認されました。

担当部署からの回答は、電球の交換で済むものでなく、照明設備の改修まで必要なものなので時間がかかるという回答でした。

白石市議は、こうした事態への今後の対応については、最終的には公園設備のメンテナンスの現状があるように思うので、どうした方針があるのかを確認しました。市の回答は、現状、数多くある公園の管理困難では、今、策定している公園管理方針にも沿って全ての公園でなく、より重要度が高く、必要な公園に集中して、管理を進めていくという回答でした。

<白井市議 了>