雑木林緑地を作ろう

小金井市環境市民会議への提案

雑木林緑地を作ろう

小金井みどりフォーラム21 代表:阿部正敏

目的・主旨

小金井みどりフォーラム21は、平成11年、小金井市が緑の基本計画を策定したとき、参加した市民によって結成された団体です。平成13年3月~14年10月にわたり当会が実施した市内193か所の講演・緑地調査の結果、種々の問題が出てきましたが、当会では市民による緑地の管理に注目しました。

近年、小金井市では都市開発によって屋敷林、雑木林等の平地林が激減してきました。緑地は、空気の浄化を図り、地球の温暖化やヒートアイランドを防ぎ、人々の憩いの場となる大切な空間です。そこで、緑地の幾つかを候補地として、かつて武蔵野にあった雑木林を復元できればと、この企画を提案します。

具体案

雑木林公園としては、小金井工業高校の坂下にある「どんぐりの森公共緑地」または中町の金蔵院の南にある「はけの緑地2」程度の面積が理想ですが、手始めとしては、あまり手の入っていないこと、園内の樹木が管理しやすいこと、われわれ素人で或る程度こなせる広さ等を考慮して候補地を挙げたのが中町2-15の「かしの木緑地」と市立緑中の南にある中町2-15の「亀久保緑地」です。

「かしの木緑地」では、東側境の大きなシラカシをそのまま残し、他の樹木は伐採し、ここにコナラ、クヌギの苗木を植栽、または近隣の小中学生にこれらの種子から苗を育てて貰い、植えたらと考えています。

一方、「亀久保緑地」の場合は、現状のコナラ、クヌギ、クリノキをそのまま残し、後の樹木を伐採してここに「菓子の木緑地」と同じ要領で植栽し、順次萌芽更新をして雑木林に作り変えていきたいと考えています。

こうした雑木林を市民の皆さんに親しんでもらい、ゆくゆくは当初にあげました「どんぐりの森公共緑地」程度の広さの雑木林を市内に広げ、手入れをすることによって、春、秋は山野草が咲き乱れ、晩秋の紅葉を愛で、鳥や蝶、昆虫が飛び交い、子供たちの環境教育の場ともなり、次世代に豊かな緑の環境を引き継いでいきたいと思っています。

提案

前項の具体案を進めていくに当たり、環境市民会議の中に公園緑地部会(仮称)を作り、当会と共同して候補地の周辺の市民に働きかけ、市民の手による緑地の雑木林創出、維持管理を実現できるようにしたいと思って提案しました。

公園、緑地は周辺市民にとって単なる子供の遊び場で、掃除をしたり、花を植えたりしている所はごく僅かのようで、危険防止、安全確保、環境整備等まで手を回している所は殆どないようです。そういう意味で私達は雑木林創出だけでなく、公園、緑地が周辺住民の生活の一環に組み込まれるように市民会議として対処できないかと考えている次第です。

環境市民会議におかれましては。是非とも前向きのご検討をいただきたく、提案いたします。

以上