市民会議過去の試み:緑調査部会001

提案 平成16年11月29日 環境市民会議

阿部正敏

〇小金井市の緑の分布調査

小金井市は都市開発や相続等のより年々緑被率が低下している。緑被率と測定は現在の市民会議ではできないが、農地、屋敷林、雑木林、森林等の分布を毎年或いは1~2ねんおきに調査し、公表することにより、調査結果を分析する(面積比率を出したり、土地土地所有者に聞く等)ことで、小金井市が商業化しているか、農業が健在であるか、市民が緑に関心を持っているか、市民が小金井に愛着を持っているか、などいろいろなことが分かってくるのではないかと思う。また、小中学校の環境学習のデータとしても使え、東京都の郊外都市としてのあり方を模索する資料としてこの分布調査は役立つのではなかろうか。

〇小金井分水の調査

1650年に玉川上水が開通し、周辺の住民の陳情により、幕府は上水から飲料水、灌漑用水としての上水の水を分水した。小金井は砂川用水から分水が引かれ、この水は市内の至る所を流れ、畑を灌漑し、野川周辺の水田の灌漑にも使われた。この分水路は都から市に移管され、開渠、暗渠になったり、埋められて道路になったりしている。

市の道路課にも正確な分水路の地図はないので、分水路の地図を作り、分水の将来をどうするか考えてみてはどうだろうか。例えば、分水を復活して水の都、津和野の東京版として小金井を位置づけすれば、多くの人々が小金井を訪れることによって、市の財政も潤うのではなかろうか。

〇散歩道・水と緑の小径を探そう

滄浪泉園および中村美術館の湧き水の流れに沿って小金井市はせせらぎの小径を造っている。また、小金井分水を埋め立てた所を遊歩道にしている所もある。幡随院の西側、寺子屋の南に昔からある自然の小径が残っている。小金井市には歩きたくなるような小径が幾つもあり、方向版や案内板を立てて、神社、仏閣、史跡、名所などを結ぶようにして散策路の地図を作り、多くの人々が楽しんで歩くようにしたい。街づくりの計画でもあり、市民の協力を得ることによって多くの人々が小金井を訪れ、水と緑の豊かな小金井として位置づくことであろう。