「鳴き声ノート」が届く

日本野鳥の会に申し込んでいた「鳴き声ノート」

日本野鳥の会の公式サイトから、郵送を申し込んでいた「鳴き声ノート」が届きました。もちろん、Youtubeの鳴き声ノートからも、その鳴き声を聞くことはできるのですが、専用のタッチペンなどで同会の野鳥観察ハンドブックと同じように、外でその鳴き声を聞くことができる仕組みになっています。

ちょうど、このノートが届いたときに、外でシジュウカラがツピーツピーとさえずるのが聞こえて、不思議な気分になりました。

近隣の公園での鳴き声ヒアリング体験会前の準備学習会(保育士、保護者、先生用企画立案と本人野鳥学習のためのもの)用に、ヒアリング体験会で活用できる市内の図書館の資料として、野鳥図鑑や鳴き声のCD尽きバードウォッチングに関する本などの検索をしてみると以外に人気が高く、貸出中のことが多いことに気づきました。子ども用のものもあるのですが、大人の野鳥撮影やバードウォッチング用の本も数多く出版されています。単なるCD付きという図鑑や観察ハンドブックなどは、事前に収録して、スマホなどで聞けるようにしておく工夫が必要です。野鳥の会のタッチペンを利用できるものだけでなく、QRコードなどで野外で聞ける本もあるようですが、まちまちなので、しっかり、事前に予約して入手しておくだけでなく、現場での活用方法の確認と準備が必要です。各小中学校の図書館などにも所蔵されていると良いのですが、そこまではまだ未調査です。

市内の図書館で入手可能な資料例

審議会傍聴報告:2018年第3回図書館協議会 その2

今回は、第3回図書館協議会の第2弾です。

以下の審議次第では、報告事項(1)の平成30年第3回(9月議会)市議会定例会等報告からです。具体的には、図書館業務に関する市議会の一般質問の報告についての内容説明です。図書館からの報告では、4名の市議が図書館関連の質問があったという報告です。大きく分けると「団体貸出制度の見直し」「LGBTへの理解促進に関する対応」「新庁舎への図書館の設置」という3つのようです。市側の報告では、この質問への詳細な回答の概要は伝えられませんでした。あくまで、そうした質問(提案)があったにとどめられました。

このことから、見えてくるのは、図書館協議会自体の機能は、図書館長の諮問により、意見をまとめて、述べることと、図書館長に意見を述べることができるとされているためか、生涯学習課への図書館に関する市議からの提案、意見はそのまま、協議会に掛けられるわけではなく、あくまで図書館長(生涯学習課との調整の上)が必要と認めて、諮問しない限り、この場には出てこないことです。唯一、市側から、質問への回答として提示されたことが報告されたのが、沖浦市議の「図書の学校などへの団体貸出制度」についての回答でした。この施策は、この協議会でも子どもの学習支援というテーマで取り上げ、審議されているものだからです。

市議の質問や提案も余程、テーマを絞り、さらに「この件で図書館審議会で是非、検討してもらえるようにしてほしい」とでも付け加えないと難しいのかもしれません。

今回の調査報告では、その唯一回答された「団体貸出について」の沖浦市議の質問がどのようなものだたのかとその結果のこの協議会への報告の顛末をご紹介します。

まずは、図書館協議会への市側からの報告です。以下のようなものです。

“審議会傍聴報告:2018年第3回図書館協議会 その2” の続きを読む

審議会傍聴報告:2018年第3回図書館協議会

今回は、初めて傍聴する「図書館審議会」です。今回は、事前に図書館審議会関連の情報を学習、予習しないでのチャレンジをしてみました。もちろん、社会教育委員の会議を傍聴したこともあるので、図書館協議会の役割などは知っていたのですが、以前の会議録を事前に読み込んだり、小金井市の図書館運営方針などを研究しませんでした。図書館を良く利用する一般の市民の気分で臨んでみました。以下が今回の第3回図書館協議会の議事次第です。

かなり内容は盛り沢山で、資料も多く、とても一回の傍聴を逐一報告していくとかなりのボリュームになりそうなので、今回は、特に気になった一部をご紹介します。議題のメインは、運営方針とそれに対するパブリックコメントについての検討なのですが、この案件は、パブリックコメントについては、資料への質問が何件かあったのですが、従来から、検討を進めてきたという運営方針の改訂版については、かなりすんなりと了承されました。気になったのは、議題ではなく、報告事項のいくつかです。

“審議会傍聴報告:2018年第3回図書館協議会” の続きを読む

地域知の保存管理を考えるプロジェクトで市民アーカイブ多摩を訪問

市民による地域の知的資産を保護管理するというテーマを社会教育の一つとして考えるプロジェクトを進めていますが、その推進計画を進めている過程で実際に市民による活動などの事例をさがしていて、「ミニコミ」など、市民活動の文献、資料を保存管理するプロジェクト「市民アーカイブ多摩」を知りました。いつか訪ねようと思っていたのですが、毎週水曜のみ開館しているとのことで、今日になってしまいました。

この施設は、基本、その開架式書庫では、持ち込まれるなど、提供されたミニコミ誌(印刷物など)が閲覧できるように保存管理されているだけで、デジタルアーカイブとしてのネットやデジタル閲覧サービスやコピーサービスなどは一切行われていないとのことでした。市民ボランティア、寄付や自治体の助成金などによる市民のアーカイブとしての施設ということでした。

立川市幸町5丁目(モノレールか、西武線の玉川上水駅から徒歩5分程度の場所)にある施設です。事務局員の方々が丁寧に説明してくださり、その地道な努力に頭が下がる思いでした。小金井のミニコミや行政関連の資料など(公民館だよりなど)も色々保存されています。

なんと、「小金井市環境市民会議の会報」も誰が提供したのか、不明ということですが、創刊号から、5号までが保存管理されていました。それ以降の号、「くるりんぱ」となってからの会報は保存されていませんでした。

小金井中町・東町での公園コミュニティと連携する会合、セミナー施設を考える:その2

今日は、栗山公園の健康運動センターの喫茶室の下見と社会医学技術学院へ市民活動での利用の交渉に伺いました。

栗山公園健康運動センター(喫茶室)

健康運動センターの喫茶室(ティールーム)は、まだ朝の10時だったので、支度中でした。営業時間は、平日11:30~17:00、日曜祝日12:00~18:00のでした。朝の利用は、丁度ランチの時間以外は、難しそうです。

センター受付に聞いたところでは、飲食を注文するなた、誰でも利用できるとのことでした。但し、貸し切りなどについては、直接喫茶室の担当に聞いてほしいとのことでした。ただ、運動センターの利用団体のみの利用ではなく、誰でも利用できるとのことでした。再度、喫茶室がオープンしている時間帯に訪ねて、責任者の方に聞いてみようと思います。

“小金井中町・東町での公園コミュニティと連携する会合、セミナー施設を考える:その2” の続きを読む

小金井中町・東町での公園コミュニティと連携する会合、セミナー施設を考える

地域コミュニティづくりでの公園をコミュニティ拠点とした活動として、実際の「栗山公園コミュニティ」プロジェクトでも、課題検討の3)コミュニティ拠点の不在で取り上げたように会合や学習会などのできる施設を検討しています。

最も可能性の高いのは、同公園の健康運動センター内の喫茶室を団体で借りる(貸し切り?)方法です。センター内の部屋は、基本的にスポーツ関連で借りるしかできないので、施設内では、喫茶室しかありません。外なら、バーベキューエリアなどでも可能ですが、他のグループの邪魔になってしまうので、バーベキューのみでないと難しい気がします。

“小金井中町・東町での公園コミュニティと連携する会合、セミナー施設を考える” の続きを読む