審議会傍聴報告:2018年第4回小金井市行財政改革市民会議の傍聴準備

同市民会議の委員である加藤良重さんにお会いしてから、是非、この行財政改革市民会議は傍聴したいと願っていたのですが、ようやく今回(第4回、9月14日開催)傍聴することができました。

会議傍聴への準備をする

この会議については、試しにしっかりと事前準備をして、前からの会議録を読むだけでなく、市の進める改革プラン2020の進行管理計画を把握した上で、どんな市民会議がその計画のチェックと運営指導をしているのかを見てみたいと考えました。

先ず、事前に現状の会議進捗を知っておくために、小金井市公式サイトにある同市民会議の会議録行財政改革2020や同進行管理シートなどダウンロードして、予習をしておきました。幸い、会議資料はアップしてあるので、先ず、前回3回会議次第と関連資料を以下にご紹介しておきます。残念ながら、会議録は、第1回のみで、2,3回はまだ、会議録がアップされておらず、見ることができませんでした。ただ、第1回の会議録から、今期、会長が新たな有識者が就任されたことがわかります。また、丁寧な会議運営についての市民参加条例などを元にした詳細の確認資料があることからも、委員、会長による運営手法の確認がなされたことが良くわかります。傍聴の人数も限りがある場合の抽選などや傍聴の録音も認められているようです。意見書もしっかり準備されているようです。第1回は、傍聴者はいないようでしたが、万一を考えて、開始10分前には会場に行き、傍聴者の抽選に備えたいと思いました。

1)第1回の会議資料から、会議のスケジュールを把握しておく

以下に第1回の会議資料から、年間スケジュールを確認しておきます。

予定としては、第3回に「改善改革運動及び同発表会の進め方について」と「課別取組項目等の進捗について」とあるので、会議録は見れないものの、発表会の実施計画だけでなく、ある程度、課別の進捗が取り上げられるものと期待していいようです。次に既に開催された第3回の会議次第も見ておきます。会議録はアップされていないのですが、大体の内容は予測できそうです。

2)第3回会議(5月開催)の次第を読む

まず、前回、の開催次第は、以下の通りです。

先ず、驚いたのは、しっかり各課の進行管理チェックとして、6課からの状況説明が実施されているのです。会議機能として、市職員を会議に呼んで説明実施も、同市民会議の機能として、運営規則に網羅されているとはいえ、実際にこうした説明実施がされるのを知ったのは、初めてです。是非、会議録が公開されたら、どうだったかを見てみたいものです。しかも、資料2として、今年度の試行についてとしてたたき台を以下のように提示して、より具体的なスケジュールを明確にしています。

このスケジュールによると今回の第4回(8月開催)には、実質的な29年度から、30年度にかけての実施概要が集約されて、発表案という形で市民会議に提示されるようです。しかし、第3回の会議次第にある各課の状況説明というのを考えるとまだ、十分に進行ができておらず、その現状と課題点に関して、市民会議のチェックが入っているようにも見えます。詳細は、第4回に見えてくるのでしょうか。以下にその第4回の次第も掲載し、概要を把握しておきました。

3)第4回(今回、9月14日開催)の会議次第を読む

なんと、プランの改定が議題となっています。資料にも「見直し案」なるものが提示されているようです。この市民会議前に実施されている筈の市の推進本部会議からの提示案ということのようです。以下に上記にある資料1の見直し案も掲示ておきます。

やはり、市の行財政再建推進本部の意見とスケジュール的な見直し、先延ばし案が提示されています。この点はしっかり傍聴する必要がありそうです。特に目標とした項目で、「全職員の半数による取組」が目標だが、半数はやらなくて良いのかという記述があるのが、驚きです。やらなくて良いなどということがある筈がないでしょう。また、実施している市の推進本部や各課で「詳細がわからないので具体的な運用のところを示してほしい」とは、一体、運用の仕方についてどんなことがわからないというのでしょう?説明されていないのでしょうか?

さてはて、どんな議論になるのか、楽しみです

この実際の傍聴報告は、次回からです。乞うご期待!

 

 

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